世代を超えて受け継がれていくポルシェの「継続性」

Porsche museum

ポルシェ911ほど一貫したデザインの系譜を持った車は存在しないだろう。1964年以来、世代と年式を超えて、独自のアイデンティティを守り続けてきたモデルなのだ。

現行の911(992)を考えてみても「継続性」という理念は、ポルシェ車のデザイン性を定義することを目指している。ポルシェのスタイリングはスポーツカーの本質に徹したものであり、この理念は Dr. フェルディナンド・ポルシェから息子のフェリー、孫のフェルディナンド・アレクサンダーへと受け継がれた。



ポルシェによるスポーツカーのデザイン表現は、フォルクスワー ゲン・ビートルの各種モデルや、ポルシェ550、904にもはっきりと表れている。 356や911のさまざまなモデルのシルエットを重ねて描くことで、ポルシェのモデルすべてが共通のデザイン表現を持っていることがはっきりと示されている。

それを視覚化するようにポルシェミュージアムの「継続性」にフォーカスをあてた展示では、1975年の登場以来ポルシェ 911 ターボの進化に焦点を当てている。911ターボの歴代モデルが展示されているプラットフォームは、あらゆる角度から各モデルを比較できるように、一度に90度ずつ回転するように作られているのだ。

オクタン日本版編集部

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