アンディ・ウォーホルのアートカーがインドへ│BMWが繋いできたアートと車

BMW

BMW インドは、1979年に世界で最も知られるアーティストといっても過言ではない、アンディ・ウォーホルによってペイントが施されたBMW M1を展示する。2月2日までニューデリーで開催されている、インド・アート・フェアにてその姿が公開されるとのこと。

ウォーホルが手がけたアートカーは、アレキサンダー・カルダー、フランク・ステラ、ロイ・リキテンシュタインに続く第四弾だった。BMWは1975年から自動車のデザインとアートを融合させた世界を披露するため、19人のアーティストに車両を提供しペイントを依頼していた。ル・マン24時間で戦ったM1をパレットとしたウォーホルは、「この車が大好きだ。手がけたアートよりよっぽど素晴らしいよ」と話したといわれている。



BMW インドのRudratej Singh CEOは、「BMWは最高の性能を持つ車もつくりますが、目に見えないものの存在も信じています。デザインにおいて大事にしていることは、車を見た人の創造性を拡げることができることです。BMWを愛している人々は、性能が良く、安全、贅沢な経験、そしてこの美しいデザインを支持してくれています。そのため、アートや音楽、デザインといったような世界は私たちにとって重要な意味を持つのです。インド アート フェアにような場はブランドのデザイン哲学を披露するのに最適なのです。私が最もお気に入りの一台はアンディ・ウォーホルが手がけたM1です。これからもインドにアートの世界を持ってきたいと思っています」と語った。

これまでに、BMWが依頼してきたアーティストとアートカーを一挙紹介。アレクサンダー・カルダー(1975年、3.0 CSL)、フランク・ステラ(1976年、3.0 CSL)、ロイ・リキテンシュタイン(1977年、320 グループ5)、アンディ・ウォーホル(1979年、M1 グループ4)、エルンスト・フックス(1982年、635CSi)、ロバート・ラウシェンバーグ(1986年、635CSi)、マイケル・ジャガマラ・ネルソン(1989年、M3 グループA)、ケン・ドーン(1989年、M3 グループA)、加山又造(1990年、535i)、セザール・マンリケ(1990年、730i)、A.R. ペンク(1991年、Z1)、エスター・マラング(1991年、525i)、サンドロ・キア(1992年、M3 GTR)、デイヴィッド・ホックニー(1995年、850CSi)、ジェニー・フォルツァー(1999年、V12 LMR)、オラファー・エリアソン(2007年、H2R)、ジェフ・クーンズ(2010年、M3 GT2)、ジョン・バルデッザリ(M6 GT3)、カオ・フェイ(M6 GT3)。

気になるアーティストの名前を見つけたら、チェックしてみていただきたい。

オクタン日本版編集部

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