ヘンな車!ランボルギーニのV12エンジンを搭載したベルト―ネデザインのバン

Bertone

ベルト―ネとランボルギーニがコラボレーションしたコンセプトカーが存在する。それも、奇抜なスポーツカーではなくバンだ。

ユニークな見た目のバンには、カウンタック・クアトロバルボーレと同じ455馬力を発揮するランボルギーニの5.2リッター V12エンジンを搭載している。ベルト―ネのチームが3万時間をかけて製作し、1988年のトリノ・ショーにて一般に初公開された。そのデザインは、1980年代当時、子供の送迎に使われていたミニバンをイメージしながらも、ランボルギーニらしくスポーティな印象の一台へと仕上げられた。



3段 ATのトランスミッションはクライスラー製を採用している。バンの性能において特筆できることがあったわけではないが、この見た目にランボルギーニのV12エンジンを搭載しているということ自体が話題となったのである。

スライドのドアを開けると、個性的なインテリアが現れる。身体を包み込むような形状のシートは3列で配され、中央のシートと助手席は後ろ向きにできるようになっている。運転席と助手席側のドアは、スーパーカーを象徴する要素でもあるガルウィングドアになっていることも特徴のひとつである。後方のスライドドアに対し、前方には一般的なドアを採用しなかったということもベルト―ネのデザインハウスとしてのプライドであったのだろう。





コンセプトモデルの「ベルト―ネ・ジェネシス」と名付けられたこのバンは、発表されると同時に世界中から注目される存在となった。ベルト―ネが具現化した「未来」であり、カロッツェリアにおいてひとつの進歩でもあった。

これまでにCESなどでも何度か展示されてきたが、2020年のレトロモビルで久しぶりに姿を現し、かつての「未来」を再び人々に提示することに成功した。

オクタン日本版編集部

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