「007」最新作でディフェンダーが宙を舞う!「NO TIME TO DIE」でもランドローバ―が登場

Jaguar Land Rover

2020年4月は、「007」シリーズ最新作『NO TIME TO DIE』が公開予定である。そのあらすじは、"ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになる・・・"というもの。ファンならば、カーチェイス・シーンが思い浮かんだのではないだろうか。

公開に先駆け、ランドローバ―の新型ディフェンダーが過酷な路面でのパフォーマンスを披露するTVコマーシャル動画が公開された。新型ディフェンダーは、沼地や川をトップスピードで進むなど極限のテストを重ねており、「NO TIME TO DIE」のカーチェイス・シーンは、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とオスカー賞受賞の特殊効果・アクションカー担当スーパーバイザー、クリス・コーボールド氏の主導で制作された。

本作品で登場するディフェンダー車両は、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新しい製造工場で作られた最初のディフェンダーである。「ディフェンダー 110X」サントリーニブラックモデルをベースとして、暗い色のキックプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロード向けプロフェッショナルタイヤを搭載している。



リー・モリソン氏は、「ディフェンダーのポテンシャルは私たちの想像を凌駕しており、最高のワクワク感を演出することができたと自負しています。妥協のない挑戦によって、驚くようなカーチェイス・シーンを皆さまに披露できると思います。ぜひご期待ください」と喜びのコメントをしている。

また、ランドローバー・ディフェンダーのビークルライン・ディレクター、ニック・コリンズは次のようにコメント。「私たちは新型ディフェンダー向けに、このモデル専用の過去最高となる過酷なテストの新基準を設けました。橋を飛び越えるなど、数々の試験で物理的な堅牢性や耐久性を測定しています。この新基準により、自信をもって『NO TIME TO DIE』でスタントチームが作りたいものを提供することができました。今回、ロールケージを設置したことを除けば、車体構造には全く手を加えていません」

撮影でディフェンダーに乗り込んだのは、Formula 3 W Seriesでその高い手腕を買われ、モリソン氏に抜擢されたジェシカ・ホーキンス氏で、「NO TIME TO DIE」がデビュー作となる。「ジェームス・ボンド映画でスタント・ドライバーを務めるほど爽快な体験は他にないでしょう。この傑作で新型ディフェンダーを運転することができ、光栄に思います」と話した。



ちなみに、ジャガー・ランドローバーは、1983年公開「Octopussy」より「007」シリーズ制作においてEON Productionsと長きにわたりパートナーシップを結んでいる。最新作でも、ランドローバーきっての名車が使用されているそうで、レンジローバー スポーツ SVR、ランドローバ― シリーズⅢ、クラシックのレンジローバーも登場するという。

他にも作品をよりエキサイティングにしてくれる名車の数々も楽しみにしよう。

オクタン日本版編集部

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