至極の一台!クラフツマンシップが注ぎ込まれた特別なベントレーが登場

Bentley motors

ベントレーの注文製作部門であるマリナ―より、最上級モデルとなる新型コンチネンタル GT マリナ― コンバーチブルの導入が発表された。このモデルには、これまでマリナ―が作り上げたもののさらに上を行くクラフトマンシップが注ぎ込まれている。

新設計「ダブルダイヤモンド」フロントグリルはクリスタルガラスをイメージした精緻なヘッドライトに挟まれ、誇りと威厳に満ちたフロントフェイスを演出する。マリナ―のロゴが入った特別仕立てのサイドベントはフロントグリルを引き立てつつ、ブラックダイヤモンドにシルバーをあしらったデザインで統一感を生み出す。

「ダブルダイヤモンド」と呼ばれる新デザインは、ベントレーならではのキルティングパターン「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」にインスパイアされたもので、全4席とドアケーシング、リアクォーターに加え、今回、トノカバーにも初採用した。新デザインでは「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のステッチを相性の良い2色のコントラストステッチに変更し、キルティングの縫い目を一層際立たせている。キャビン全体に施されるステッチは約40万針。ひとつのダイヤモンド模様がきっかり712針で形作られ、その一針一針がダイヤモンド模様の中心部に向かって正確に配列されているのだ。この刺繍方法の開発だけで18か月を要したという。



新型コンチネンタル GT マリナ― コンバーチブルの筋肉質で流麗なプロポーションにはペイント&ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイールがよく似合う。浮いたように見えるホイールバッジは、ホイールが回転しても正位置を保つセルフレベリングタイプ。

また、インテリアはまさに、手作業で作り込まれた至高の空間といえよう。インテリアの配色パターンは8通りで、好みの3色を選ぶことができる。マリナ―が新たにデザインした8通りのカラースプリットでは3番目の色がアクセントカラーとなり、インテリアに特徴的なラインを描き出すようになっている。ハンドステッチで仕上げられたレザーにはマリナ―のロゴが刺繍され、彩りを添える。

コーチビルディングの伝統手法と最新手法とを組み合わせ、モダンで特別感の漂う新鮮な装いを完成させている。センターコンソールには高度な技術を用いたコントラストダイヤモンドミル仕上げを採用。クロムのブルズアイベント4つに囲まれるように配置されているのは新設計のブライトリング製高級時計で、ブラッシュ仕上げのシルバーが美しく、インテリアに宝石のような輝きをもたらす。ドライバー側インストルメントパネルのLEDディスプレイに目をやると、精確に表示されるデジタルメーターにもブラッシュ仕上げとマリナ―のロゴが取り入れられ、アナログ世界とデザインの統一が図られている。さらに、7パターンのムードライティングも装備されるとのこと。



耳でも楽しめる空間が演出され、最上級オーディオシステム「Naim for Bentley」が設定される。2200W、18スピーカー、アクティブバストランスデューサー2基、20チャンネルアンプ、アクティブバス付きDSPサウンドモード8種類という最先端のオーディオセットだ。

さらに、ハンドクラフトされた化粧箱に入った革製キーも付属する。化粧箱はインテリアと同じ3色で彩られ、マリナ―のロゴ入り。革製キー以外のキー2個もインテリアカラーにマッチしたケースに1個ずつ入れられ、このケースにはコントラストステッチが施される。

エンジンにはベントレーが誇るV8エンジンとW12エンジンが設定される。6.0リッターW12ツインターボチャージドW12エンジンの場合は0-100km/h加速3.8秒、最高速333km/h。新世代の4.0リッターツインターボチャージドV8エンジンの場合は0-100km/h加速4.1秒、最高速318km/hを発揮する。



エクステリアカラーについては61色という豊富なラインナップ。オリジナルカラーで仕上げたいという方は、サンプルを持っていけばベントレーの塗装スペシャリストが希望のカラーを作ってくれるそうだ。

コンチネンタル GT マリナ― コンバーチブルの第1号車は2020年3月3日、ジュネーヴモーターショーで世界初公開される。

オクタン日本版編集部

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