歴史に残る醜い車?ヘッドライトが5連式!│世界に一台の「ブルドッグ」が速さへのリベンジ!

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世界に一台のみ存在するアストンマーティン・ブルドッグがレストアされるそうだ。

アストンマーティン・ブルドッグとは、1970年代にアストンマーティンが計画していた、“ブランドのエンジニア技術を証明するため、最高速度320km/hを発揮する車を作る"というプロジェクトから生まれたものだ。

デザインは、歴史に残る名カーデザイナーのウィリアム・タウンズが手がけ、1979年にウェッジシェイプの個性的な一台が完成した。5連式のヘッドライトを持ち、奇怪な姿から"世界の醜い車"にも登場するほど。しかし、650馬力以上を発揮する5.3リッター V8ツインターボをミドに搭載しているれっきとしたスーパーカーだ。アストンマーティンにとってはじめてのミドシップスーパーカーにもなった。

1980年にテスト走行をサーキットで行ったところ、307km/hを記録したものの320km/hという目標には届かなかった。


アストンマーティンは継続してさらなる開発を進める予定だったのだが、経営難に陥り1981年にビクター・ゴーントレットが代表となると、ブルドッグプロジェクトはコストがかかりすぎだという判断で終止符を打たれることに。



元は市販化も考えられていたのだが、結局はプロトタイプが存在するのみで、約30年間で数人のオーナーのもとへ渡ってきていたそうだ。そして、現在所有しているオーナーがレストアをすると発表した。その目的としては「世界をツアーしたい」ため。また、かつてブルドッグが目指したゴールである320km/hもレストアによって達成したいという。

レストアは約1年半がかかるとのことだが、完成後には320km/hの目標を見事に破ってくれることに期待したい。

オクタン日本版編集部

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