12台限定!すでに売り切れのベントレー最新「バカラル」の誕生コンセプト

Bentley motors

ベントレーが最新モデル「バカラル」を初公開した。現代のベントレーとしては非常に珍しい2ドアモデルであり、2シーターのオープンカーが魅せる究極のラグジュアリーを具現化した最高峰のグランドツアラーとなった。世界随一の歴史を誇る名門コーチビルダー マリナーが、コーチビルディングの原点に立ち返って製作する。

マリナ―はバカラルの製作を通し、特に目の肥えた限られたカスタマーのためだけに特別な車をコーチビルドするという原点に立ち返る。ルーフのない「バルケッタ」(小舟)デザインに斬新で逞しさ溢れるボディが架装され、インテリアに多種多様な装備と素材が散りばめられるバカラルは、マリナ―のデザインチームとオーナーひとりずつが協力して生み出す、世界で一台だけの車だ。現実離れした美しさで知られるバカラル湖にちなんで名づけられた「バカラル」には、マリナ―が500年近く培ってきたコーチビルディングの技術と伝統が注ぎ込まれる。



最もスペシャルなこの2ドアモデルを機に、マリナ―は新たな体制へと移行するという。このモデルは世界最古の歴史を誇る名門コーチビルダーの新戦略の一端を担うことになり、新部門は「コーチビルド」、「コレクション」、「クラシック」、の三本柱となる。

バカラルは、このコーチビルド部門が手掛ける第一号車となり、今後のビスポークベントレーはすべて、この新部門で製作される。

2つ目の新部門は「クラシック」。昨年、1929年製スーパーチャージャー搭載の4½リッター「Team Blower」をオリジナルに忠実に12台限定で復刻させることを発表した。スペシャリストらによって構成されるチームによって、一台一台が手作業で製作される。戦前のレーシングカーの復刻モデルが、「継続」の意を込めた「コンティニュエーションシリーズ」として登場するのは世界初となる。クラシック部門は、1939年製「ベントレー コーニッシュ」の復元モデルも2019年見事に完成させている。

3つ目の部門は「コレクション」。新型コンチネンタルGT マリナ― コンバーチブルのように、すでにあるラインアップからラグジュアリー性をさらに高めた派生モデルの製作も行う。新車を購入されるカスタマーに向けたカスタマイズにも対応する。ベントレーの現行ラインアップには豊富なエクステリアカラーをはじめ、レザーとステッチの組み合わせ、特別注文の装備など、様々なオプションが用意されている。

ベントレー・モーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOはこう話した。「ベントレーのマリナ―が手掛けるバカラルは、オープントップのラグジュアリーグランドツアラーの究極の姿を表現し、クルーの職人たちの計り知れない技術力を誇示する車です。フルオーダーで製作されるベントレーであり、オープントップの2シーターの特長を活かしつつ、創立100周年記念として昨年発表されたEXP 100 GTに倣い、未来のラグジュアリーを見据えた要素をふんだんに採用しています」

「この特別な車を注文製作するという極めてまれな体験ができるのは、わずか12名の特別なお客様だけです。この方たちだけがオーダーし、完成車を受け取り、運転し、12台の内の1台を愛でることができるのです。私どもだけでなく、お客様もバカラルを大変楽しみにしていらっしゃいます。ベントレーの職人チームと眼識のある愛好家とが協力し合い、ハンドビルドによる最高峰のビスポークカーを形にすることで、創造力と技術力の新たな扉が開かれます」



マリナ―でコマーシャルオペレーションを担当するトレーシー・クランプは次のように語る。「ベントレーのモットーは『Be Extraordinary』ですが、マリナ―ではさらに一歩踏み込んだ『Beyond Extraordinary』を目指しています。この精神を形にしたのがバカラルです。選ばれたお客様だけが、ご自分のテイストに合った最高のグランドツアラーを製作するという幸運を手にされています。一方、マリナ―のクラシック部門は歴史に残る名車に新たな命を吹き込み、コレクション部門はこれまで通り、ベントレーの各オーナー様の特注面でのご要望にお応えしていきます」

この魅力的なリミテッドエディションは、製作台数わずか12台。高い希少価値が保証されており、比類なきラグジュアリーと息を呑むパフォーマンスがそこにある。バカラルが示すのは、ビスポークによって生まれるラグジュアリーカーの未来なのである。

オクタン日本版編集部

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