その名は「レインボー」│こんなフェラーリもあった?未来的なスタイリングの一台

Bertone

1976年、”レインボー”という名が付けられたフェラーリのショーカーが披露された。これは、ベルト―ネ時代のガンディーニがディーノ 308GT4をベースに製作したもので、市販モデルではできないような自由なスタイリングとなっている。これほど、ウェッジシェイプボディを持つフェラーリはレインボーがはじめてだった。



全長4300mm、全幅1800mmの308 GT4のボディワークは10cm短くされ、308GT4と同様に3リッター V8エンジンをミドシップに搭載し、250馬力を発揮した。後部に手動で収納できるルーフを持ち、晴れの時にはタルガトップのボディタイプでドライブを楽しむことができること、つまり雨が降った後は虹がかかる晴れの空を楽しめるということにレインボーの名が由来しているともいわれている。このメカニズムは35年後に登場した458スパイダーに応用されたといえる。クーペスタイルとスパイダースタイルを自由に楽しむという概念は、デザイナーの想像力を広げた。



レインボーはベルト―ネのプライベートコレクションで保管され、2011年にはRMサザビーズがオークションへ出品することを提案。しかし、ベルト―ネは公での売買を好まずプライベートコレクターへと販売した。

オクタン日本版編集部

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