オリンピックの延期が富士スピードウェイのスケジュールにも影響

Octane Japan

東京2020オリンピック・パラリンピックの延期が発表されたことにより、富士スピードウェイのスケジュールにも大きな影響が出ている。オリンピック競技とサーキットって関係あるの?と不思議に思われた方もいるかもしれないが、富士スピードウェイは自転車競技(ロード)の会場となっているのだ。

当初の予定では、7月後半にオリンピック競技、9月初旬にパラリンピック競技がおこなわれることになっていたため、6月5日~7日のピレリスーパー耐久シリーズ2020第3戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レースを最後に、6月8日から9月30日までは通常営業は行わないとアナウンスがされていた。例年7月に行われているスーパーフォーミュラや、8月のSUPER GT 第5戦をはじめ、一般の走行会等もこの期間中には富士スピードウェイで実施されないという予定だった。

新型コロナウィルスの影響で、すでに富士スピードウェイでは4月の2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦、5月のSUPER GT 第2戦(2020 AUTOBACS SUPER GT ROUND2 FUJI GT 500km RACE)の延期が発表されている。国内外の多くのレースカレンダーが変更になっている中、東京2020オリンピック・パラリンピックが延期になったことで、富士スピードウェイでどのようにレース関係スケジュールの組み替えがおこなわれるのかは未だ不明だ。

しかし、ひとつ朗報としては、もともとオリンピック期間中ということで今年はキャンセルせざるを得なかったサーキット走行会等が復活・開催される可能性が出てきたということ。新型コロナウィルスの状況がとう転じるか現時点では予測不能ではあるが、馴染みのショップや、仲間とのサーキット走行を気兼ねなく満喫できる日がはやく訪れることを願ってやまない。

余談ではあるが、メインの写真は過日の富士スピードウェイの駐車場にて。オリンピック関係車両が富士山をバックにずらりと並ぶ様子は壮観で、多くの人が記念写真を撮っていたのが印象的だった。

オクタン日本版編集部

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