そんなのアリ?ジェット機にタイヤを付けてリムジンに!│気になる車内はどうなっている?

Mecum

翼の代わりにタイヤを付けたジェット機が世界に一機だけ存在する。公道走行可能になるよう設計されたという。

このジェット機はアメリカのジェット機製造会社であるリアジェットが手がけたもので、"リアムジン"と名付けられている。この名から察せられるように、"リムジン"としての使用を目的としているものだ。全長は約13m、全幅は2.5mほど2005年にプロジェクトがスタートし、約2年をかけてオリジナルフレームや胴体設計、サスペンション製作などを行い完成された。ペイントも含めボディワークを進めるには、広いスペースが必要であったがリムジン製造を行うショップで無事に行うことができたそう。そして、2018年にダラスで一般公開された。派手な車内も見る



ドライバーはもちろん、ジェット機でいうコックピット部分に座ることになる。メーター類は、初代シボレー シルバラードから取ったもので、スクリーンは4つ付けられ様々な角度から外の様子を見ることができる。レッドのトグルスイッチでライトの調整や音楽のコントロールも行うことができる。

室内のシートは片側に固定されており、プライベートジェットのような雰囲気ではなく、よりリムジンのような空間で派手なネオンのライトが取り付けられている。最大で18人が座ることができ、42インチのテレビ、ミニバー、1万7000ワットのサウンドシステムが備わり大きな音を出すパーティを行いたい時に相応しい一台だ。



大きなボディの心臓部には8.1リッター V8エンジンを搭載し、後輪駆動を採用。詳しい出力等は不明なものの、走行時の音はスピーカーもあるとなると相当なものだろう。

リアムジンは、5月12日~17日に開催されるオークションに出品予定で、見事手にした人にはこのジェットを運ぶためのトレーラーも付いてくるそうだ。推定落札価格は未公表。

オクタン日本版編集部

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