プラスチック製のボディを持つ見事な「第2世代」│あるリメイクカーの落札額は?

Mecum

一般にレプリカは嫌われがちだ。えてして製造品質が悪く、パーツの多くを別のモデルに頼り、エンジンが異なることも少なくない。"本物"のオーナーはレプリカには見向きもしないし、あまりに不出来なので車とさえ見なされないものもある。
 
とはいえ、見事なレプリカなら話は別だ。手の届かない本物へのトリビュートという本来の役目をきちんと果たす。
 
グレン・プレイは1960年代中頃にオクラホマ州ブロークンアローでレプリカを製造していた。プレイは市場を知り尽くし、1930年代にコードが造ったオリジナルについても詳しかった。オリジナルを修理し、オリジナルに使うパーツも供給していたのだ。モデル名の"8/10" も洒落ている。コフィン(棺桶)ノーズを特徴とする初期コードのモデル名が810と812であり、リメイクがオリジナルの約8/10サイズであることも指している。プレイは"レプリカー" というスラングを嫌い、自分の車を"第2世代"と呼ぶことを好んだ。
 
8/10のボディはロイヤライトというプラスチック製で、シボレー・コルヴェアの水平対向6気筒エンジンを搭載する。使いやすく、ドライビングを楽しめる車だ。プレイはこれを97台造ると、やはり質の高いオーバーン・スピードスターのレプリカ製造に移った。落札額は1万2100ドルで、劣化したコンディションに見合う金額。状態がよければ3万5000ドルを超えることもある。

編集翻訳:伊東和彦(Mobi-curators Labo. ) 原文翻訳:木下 恵 Transcreation:Kazuhiko ITO (Mobi-curators Labo.) Translation:Megumi KINOSHITA

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