世界的成功をおさめた人物のモチベーションになったのはポルシェだった?

Porsche AG

世界中の人が、WhatsAppというメッセージアプリをご存知であろう。しかし、その裏にいるジャン・コウムの存在を知る人は少ないはずだ。そして、彼のサクセスストーリーを支えたものこそが、ポルシェだった。

ウクライナ出身のジャン・コウムはWhatsAppの立役者であり、彼が作ったアプリは世界中で10億人以上が利用している。そして2014年には、FacebookがWhatsAppを190億ドルで買収した。そして、ジャンは Facebookの取締役となり、世界長者番付の上位200人の中に位置する男となったのだ。

しかし、彼は見た目で裕福さを表したりはしない。公の場に姿を現す時は、Tシャツにジーンズとスニーカーというプログラマーによくいるスタイルを貫いているためだ。服装と同じく、車に関しても妥協はない。「私にとって、車はポルシェだけなのです。 いつかは手にしたいとずっと夢見ていました」という。



彼が16歳の時(1992年)、母親と共にアメリカのシリコンバレーに移住し、生活保護を受けながら2人で懸命に働いたそうだ。まだ10代だったジャンはスーパーマーケットの清掃をし、母親は歩合制のワイシャツのアイロンがけ。彼は働きながら、ポルシェをよく目にしていた。「私にとってポルシェは、成功の証でした。いつかポルシェを所有したいという願望が、学ぶことと働くことへの大きなモチベーションとなったのです」と振り返る。大学でプログラミングを専攻し、9年間 “Yahoo” に勤めた後、2009年に “WhatsApp” を設立した。

はじめてジャンが手にしたポルシェは、2003年 911カブリオレだった。2006年のことだ。当時はコンバーチブルモデルに憧れたのだとか。それから、964、993クーペを乗り継いでいった。「空冷エンジンの1990年代の 911ほどドライブを楽しめるものはありません」という。

彼は今でも911 コレクションを増やし続けている。「私はラジオがついていないか、付いていても取り外すことができるものがいいんです。6気筒エンジンのサウンドほど素敵な音楽はありませんから」と話してくれた。

オクタン日本版編集部

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