サスティナブルなシャンパン造りの徹底|ルイナール  

1729年に創業した世界最古のシャンパ-ニュメゾン ルイナールは、「サスティナブル」なシャンパン造り活動の一つとして、2年以上の歳月をかけて完成させたロゼ・シャンパーニュ ルイナール ブラン・ド・ブラン、ルイナール ロゼ専用のケース「セカンドスキン」 を発表した。サスティナブルというと、車や家電などのイメージが強くあると思うが、実は各分野で取り組まれている昨今の課題である。この度ルイナールが発表したサスティナブルなケース「セカンドスキン」は、持続可能な管理がされているヨーロッパの森林を供給源とした天然木質繊維から作られた紙から作り出されている。



完成したものは、なんと100%リサイクル可能なパッケージを実現している。また、プラスチック完全不使用のため、既存のギフトボックスに比べて9倍も軽く、二酸化炭素排出量を60%も削減することに成功した。まさに努力の賜物だ。また、サスティナブルな観点に加え、デザインにももちろん拘っている。2年以上も前から7回以上の施策を繰り返し、様々な製法を試し、採用となったのは高圧のウォータージェットを使用し、ボトルの輪郭をカットする製法。そのため、なめらかなカットが可能となり、鋭利さは全く感じない。また、表面は繊細なエンボス加工が施され、高級感ある上品な印象だ。
 


これについてメゾン社長のフレデリック・デュフォー氏は以下のようにコメントしている。「このセカンドスキンケースは、メゾン ルイナールがシャンパーニュ界における先駆者としての役割、そして社会や環境に対する責任を果たすという強い意志を裏付けるものです。この画期的なプロジェクトは、ブドウの木の手入れから消費者体験まで、製品開発やマーケティングのすべての段階において、より持続可能なパッケージの開発に向けてメゾンが強固に取り組んでいることを体現するものです」
 
なお、セカンドスキンの実用開始は2020年の冬以降を予定。西ヨーロッパより、徐々に展開し、日本には2021年春頃より展開予定だ。

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