輸入車販売も手掛けるホワイトハウスの子会社が「EZDOME HOUSE」で医療現場に貢献  

輸入車や自動車用品の販売を主とする株式会社ホワイトハウスの子会社、株式会社TCLが、今、医療の分野で注目を浴びている。話題となっているのは同社が発売する「EZDOME HOUSE(イジードームハウス)」。簡単に組み立てることができるDIYプレハブ工法ハウスだ。現在大きな社会問題となっている新型コロナウイルス対策の一環として緊急隔離スペースや臨時の診察室・待合室・発熱外来等の用途で需要が高まっている。本製品の組み立てに要する時間は成人男性二人で90分程度。素人でも簡単に組み立てることができるといい、従来のように職人を手配したり、大人数の手を必要としないため、撤去や移動も安易である。



このドームの設置に必要なスペースは、駐車場二台分。最大室内内径 3.28M最大室内高さ2.35Mとコンパクトながら診察用ベッドと机や医療機器が設置でき、ソーシャルディスタンスが守れる室内空間を実現することができる。また、建築確認申請も要らないため、このような緊急事態時にスピーディーに対応することができるのも嬉しい。

また、密閉回避のための措置も備わっている。窓は3箇所とドアを2箇所設置することができ換気もとりやすく、高密度ポリエチレン製パネルの為、洗浄・消毒がしやすくとても衛生的だ。発熱などで疑いのある患者と他の患者を接触させることなく検査や診療出来るため、医療現場でのクライスター阻止への貢献度はとても高いと言えるだろう。すでに山梨のクリニック、東京の総合病院に導入されている。感染を少しでも減らし、患者や医療従事者への安心安全のために活用されている。

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