マツダ 4月27日から5月1日まで国内拠点の休業を発表

マツダは2020年3月24日に発表したとおり、3月下旬から国内外の工場にて生産調整を実施している。依然として、新型コロナウイルス感染の拡大が続いており、世界各国で外出禁止や小売営業停止等の感染拡大防止措置が継続されている。このことは、一部の国や地域を除き、多くの販売店で一時的な閉鎖を余儀なくされるなど販売活動に大きな支障が出ているとともに、需要見通しも予測が困難であることから、4月27日以降も引き続き生産調整を実施すると発表した。

また、4月16日に日本政府が「緊急事態宣言」の対象地域を全都道府県に拡大することを決定し、これを受けて、従業員への感染防止と、地方行政とも連携して地域における感染拡大防止に貢献することを目的に、すでに在宅勤務と休業の併用への切り替えを進めてきた首都圏等の事業所を含め、当社の国内拠点において、 4月27日から5月1日まで休業する。ただし、一部、企業を運営する上で必要不可欠な業務や、休業・長期連休後に速やかに業務を立ち上げるために必要な幹部社員による管理監督業務については、在宅勤務や時差出勤等の感染拡大防止を図った上で、活動を継続するとのことだ。

加えてマツダでは、様々な支援を行っていく計画を立てており、現在では次のようなものを検討・実施している。
・簡易版医療用フェイスシールドの生産準備
・アイソレーションガウン(看護等用ガウン)の生産を検討中 
・軽症者移送車両の検討 
・経済産業省からの要請に応え、医療機器関係の協力を検討中
・関連会社でのマスクの生産を決定( 80~100万枚 月) 
・関連会社での消毒液の生産準備
・マツダ車のペーパークラフトの提供
・マツダ車の塗り絵の提供
・広島本社にて地域および従業員への感染拡大防止のために、公共交通機関で通勤する間接従業員を対象に、在宅勤務の拡大、自動車通勤への切り替え、朝夕時差勤務、土日出勤への切り替え、 および休業を組み合わせることにより、公共交通機関利用の80%抑制を目指す取り組みを実施 
・首都圏の拠点(東京本社とマツダ センター横浜)は、出勤勤務を原則禁止、在宅勤務と休業を併用

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