101年目を迎えるシトロエン│魅力溢れるユニークな記事を振り返り

1919年に創業したシトロエンは2019年に100周年を迎えた。新たな歴史の幕開け、101年目を迎えるにあたって改めてシトロエンのあれこれを振り返ってみよう。


アンドレ・シトロエンが計画した18ヵ月にも及ぶ旅

シトロエン・ケグレス軽量ハーフトラックによる冒険旅行は、その卓越した悪路走破力を世間に知らしめるためとはいえ、想像を絶する過酷な旅程になることは明らかであった。その第一弾は、1922年から23年にかけての冬に行われた全行程3220Kmの旅で、マリのトンブクトゥにいたるルートを5台のシトロエン・ケグレス・ハーフトラックによって22日間で走破した。


シトロエンの"コンセルヴァトワール"

"コンセルヴァトワール"は文明と文化の場所だ。シトロエンはクラシックモデルを保管する施設として、2001年にシトロエン・コンセルヴァトワールを設けた。2017年末に一旦閉鎖され、現在は予約制で公開されている。


10個のタイヤを履いたシトロエンDS“ムカデカー”

シトロエン-ミシュランの関係は、耐荷重と高速移動の究極を試す「DSミル・パット(ムカデのこと)」にも結実した。これはDSを改造した9トンもの重量をもつ10輪車を、シボレーの454ビッグブロック×2基で駆動することで最高速180㎞/hにも及ぶ長時間走行を目的とした実験車両だ。


色々あった!シトロエンの個性派商用車

シトロエンは1919年に創業してまもなく、商用車をつくり始めた。タイプAやタイプBのシャシーを用いて、さまざまな商用車に仕立てたのである。なかにはタイプB2ノルマンドのような貨客両用車もあり、これはユーザーに支持され、のちの2CVやベルランゴの祖先といってもよい車であった。


現地オーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。

単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。どのようにシトロエンと出会ったのか、そして日々の暮らしの楽しみとは。


再びやってきたアナログなくつろぎ感

工事だらけのパリ市内を頼もしく走る、“らしい”乗り心地。欧州仕様ではADAS関係を装備しない潔さ。使い勝手のよい心地いいインテリア。そんな"シティコミューター的ハッチバックの背高バージョン"といえよう。C3 エアクロスを本国フランスで試乗した。


世界が絶賛した、美しくも独創的な車

1955年に誕生したDSは、今ではDSブランドの精神的支柱という存在になっているが、もちろんのことながらシトロエンが生んだ一モデルだ。シトロエンを代表する車はなにかと聞いたら、多くの人が2CVとともにDSと答えるだろう。


感性領域に達するシトロエンの乗り心地

シトロエンの乗り味は、走り出す前から始まっていると思っている。キャビンに乗り込むと、高めに座るシートに対しインパネやウエストラインは低く、ウインドスクリーンは遠くにある。この空間づくりが緊張感をほぐし、自分の部屋にいるような親しみやすさをもたらしてくれる。

シトロエンの女性役員 リンダ・ジャクソン氏

イギリス人のリンダ・ジャクソン氏は、豊富な現場経験を評価され、GMのマリー・バラ氏、スマートのアン・ヴィンクラー氏と並んで、世界でも3人しかいない自動車メーカーの女性トップの一人として活躍していた(取材当時)。「シトロエンとして"移動の自由"を支え続けること」が大事だと語る。


この他にもシトロエンらしいユニークな魅力はたっぷり。octane.jp内でも様々な記事をお楽しみいただきたい。

目次一覧
[FEATURES]
世界的コレクターも魅了するシトロエン|ピーター・マラン
独創と革新の100年|シトロエンの歴史
プロヴァンスはカタツムリの歩調で旅したい|2CV
ギリシャの女神と旅する|Dスーパー
至宝のT-bar|SMエスパス
VIPのための華麗なる一台|CXプレステージュ
シトロエンのコンセルヴァトワール
パリに集まった100年のシトロエンたち|レトロモビル

[CARS]
近代的大量生産を実現した、記念すべき第1号モデル|10HP Type A
バリエーションを豊富に用意、欧州初のオールスチールボディ|Type B
4気筒を搭載した、優美な小型乗用車の真打|5HP Type C
サハラを越えた最初の自動車|Autochenille
数多くのボディを用意した、“優美”な時代の4気筒&6気筒|C4/C6
速度記録車の愛称で呼ばれた、“最後の後輪駆動車“|Rosalie
革新的技術で真の“アヴァンギャルド”を体現|TRACTION AVANT
簡素に徹した仕立て。2CVの原点がここにある|TPV
ブランドのヘリテージとなる、偉大なる“大衆車”|2CV
30年以上生産されたベストセラー商用車|Type H
“世界”が絶賛した、美しくも独創的な20世紀の名車|DS
奇抜なデザインをもつ、ミドルクラスの“友だち”|Ami
どことなく古風な“2CVのデラックス版”|Dyane
ブームに乗ったオフロードビークル|Méhari
ロータリーエンジンは“革新”という伝統のために|M35/GS Birotor
空力を極めた、“シトロエン流”ドーム型ファストバックスタイル|GS
高性能高級車の伝統を復活させた2ドアクーペ|SM
最後の“ピュアシトロエン”と言わしめるフラッグシップ|CX
個性的コンパクトハッチ|LN/LNA/VISA/OLTCIT
独自のスタイルと足回りでシトロエンらしさを追求したヒット作|BX
シトロエンらしさを備えた、合理的な“新時代”のコンパクトカー|AX
伝統を受け継いだフラッグシップ|XM
時代に対応した“革新”で3ボックススタイルを採用|Xantia
個性的商用車の系譜
“らしさ”を全身にまとったユニークなスタイル|Xsara Picasso
シルエットで個性を主張。ハイドロを用いた“最後”のモデル|C5
2CVを思わせる、スタイルコンシャスなコンパクトハッチ|C3
“勝利のブランド”の勢いを感じさせるCセグメントカー|C4
CXやDSを彷彿とさせる、“らしさ”溢れたフラッグシップ|C6
7人仕様も用意する、モダンなモノフォルムの“ピカソ”|C4 Picasso/Grand C4 Picasso
ブランドの伝統的世界観を現代に。「シトロエンここにあり!」|C4 CACTUS
世界各地の個性派シトロエン
歴代オールガイド|EVERY CITROËN IN 100 YEARS

[NEWS/INTERVIEW/NEW CAR]
「フリーダム!」を歌い上げたジュネーヴショー
“移動の自由”を支え続けること|リンダ・ジャクソン
究極の快適性を極め続ける|アルノ―・ペローニ
シトロエンは常に大胆で時に破壊的|ピエール・ルクレルク
新世代の“ハイドロ”を備えた個性派SUV|C5 エアクロス
ひと巡りして再びやってきた“アナログなくつろぎ感|”C3 エアクロス
最新のシトロエンを巡る座談会

[COLUMN]
昭和の幕開け前夜。日本のモーターリゼーションは、まだこれから。
再び眠りについた日本の“バーンファインド”
旅は旅装から
シトロエンと地面の関係性
教授とDSが教えてくれた
「シトロエンならでは」心地よさのメカニズム
DS21で巡るフランスの想い出はいかが?
フランス(車)と、かく付き合えり
感性領域に達するシトロエンの乗り心地

[ART / CULTURE / LIFESTYLE]
航空機で描かれた“Citroën”
1927年パリモーターショーのポスター
AUTOMOBILIA|アンドレ・ルフェーブルとシトロエン
次世代に引き継ぐべき、シトロエングッズたち|大坪洋平さん
世界中で愛されるTINTINの名脇役|タンタンとシトロエン
フランス大統領の専用車
海にも似合う、ストレッチモデルの“救急車”|CXアンビュランス
フランスに見る、シトロエンとの付き合い方
Vive le Citroën! 本場クラブ&イベントへの誘い
日本のシトロエンオーナーズクラブを訪ねる
フランスならでは?ブランドコラボレーションのシトロエン
Boutique|シトロエンのある暮らしを彩るグッズ

[DEALER / PARTS]
正規ディーラーで『ラ・メゾン・シトロエン』を体感する
消耗部品交換の賢い選択「ジェネリックパーツ」
認定中古車「シトロエンセレクト」が人気の理由
全国のシトロエンディーラ

オクタン日本版編集部

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