DJIが新作の産業用ドローンに関するオンラインセミナーを開催  

空撮技術を武器に、ドローンや小型カメラなどを手がけるD J Iは、5月7日に最先端産業用プラットフォームMatrice 300 RTK(M300 RTK)と、ハイブリッドマルチセンサーカメラZenmuse H20シリーズを発表した。主に法人向けに提供される高性能な本プロダクトは、最先端なソリューションを用いてこれまでの作業や業務領域の可能性を大きく広げ、空中での正確な点検、調査、データ収集など、様々なミッションにコミットすることができるという。

なお、新作発表に伴い、D J Iでは新製品の機能紹介セミナーをオンラインで開催するという。近年一般向けにも普及し、より精度や機能性が高まってきているドローン。業界をリードする会社だからこそ、より多くの技術者に最新モデルの可能性を伝えていくことが狙いだろう。

 

■Matrice 300 RTK
M300 RTK は、最新の航空技術、高度な AI 機能、6 方向検知と測位技術システム、UAV 状態管理システム、55 分間という長時間飛行を組み合わせた DJI 初の製品だ。AES-256 暗号化と保護等級 IP45 の耐候性筐体に加えて、まったく新しい OcuSync Enterprise 伝送システムが組み込まれたこのドローンプラットフォームは、3 チャンネル 2で 1080p 動画伝送 3、最大伝送距離 15 km を実現する。これまで以上に多様な用途に対応する M300 RTK は、最大 3 つのペイロードを同時にサポートし、最大 2.7kg の積載能力を備える。
 

■Zenmuse H20シリーズ
M300 RTK が規定する新しい基準に合わせたミッションの効率を劇的に改善する新型カメラペイロード。DJI 初となるハイブリッドマルチセンサーソリューションを実現している。効率的な時間管理と多層的な視覚にすぐにアクセスできることが重要な産業用途および公共安全ミッションのため、あらゆる映像を撮影できるようになったという。H20 シリーズは IP44保護等級に分類され、どの方向からの水しぶきからも筐体を保護することができる。


なお、H20 シリーズには 2 つのバージョンが用意されており、H20 は、20MP のハイブリット光学 23 倍ズームカメラ、12MP 広角カメラ、3m~1200m の距離をカバーするレーザー距離計を搭載したトリプルセンサー。H20T は640x512 放射分析サーマルカメラを加えたクアッドセンサーです。高い熱感度と 30 fps の動画解像度により、操縦者は人の目では見えないものを見ることができる。
 


■オンラインセミナー
日時:5月19日(火) 11:00〜
内容:M300 RTK および Zenmuse H20 シリーズの主要な機能と利用用途について
受講料金:無料。事前登録制。お申し込みはコチラ

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