30万匹のミツバチが働く!ベントレーのフライングビーが仕事復帰

ベントレーのミツバチたちは、冬眠から戻り、友人たちのちょっとした助けを借りて仕事をスタート。ベントレーは追加で2つの蜂の巣箱を設置し、さらに1つの巣箱を設置する予定だそう。こうして、フライングビーの総数は30万匹となり、英国の自動車業界で最大のコレクションとなる。段階的に生産を拡大していくことで、収穫シーズンの終わりまでに200瓶以上の蜂蜜を生産することが期待されている。 

12万匹のミツバチは、地元の養蜂家であるBuckley’s Bees Ltd.で冬眠期間を過ごした後、クルーへもどり、さらに18万匹のイギリス産アピス・メリフェラミツバチが加えられる。蜂の巣箱の数は2つから5つに増え、すべてクルーにあるベントレー本社の一画に設置されている。この地域には、ミツバチに優しい野生の花々が咲き乱れ、チェシャーの田園地帯に隣接しているため、ミツバチにとって完璧な生息地なのだ。

国連が定めた「世界ミツバチの日」に合わせて、ベントレーの従業員の生産性に匹敵する生産性を期待され、ミツバチたちは真っ直ぐに働くことになる。1つの巣箱には15kgのハチミツを作る能力があり、総数で約200個の瓶入りハチミツを作り、ベントレーの従業員や訪問者とシェアされるだろう。

ミツバチが工場に戻ってきたことを歓迎し、製造部門の取締役であるピーター・ボッシュは次のようにコメントした。「ベントレーのフライングビーはクルーに定着していますが、私たちがより強くなってビジネスに戻ってきた今こそ、ミツバチたちが戻るために我々が少しだけ力を貸してあげる時です。これは、地域の生物多様性に大きく貢献しているベントレーの広範な持続可能性プログラムの一環であり、将来的に持続可能なラグジュアリーモビリティをリードしていくという当社の志をさらに後押しするものです 」

ベントレーは環境面において、クルーの本社が事業活動から排出される二酸化炭素の削減に向けた取り組みを2019年に行い、カーボントラスト社からカーボンニュートラル認証を取得した。これには、再生可能な電力の使用が含まれており、100%が現場の太陽光パネルで発電されたものか、認定グリーン電力として購入されたもので、100%認定グリーンガス出る必要がある。そして、地域の生物多様性を保護するためのさらなる取り組みとしてベントレーは、敷地内に100本のイギリス原産の木を植え、ハチミツ生産で忙しいハチたちがくつろげるようにしたのだ。

オクタン日本版編集部

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