車好きならお馴染み?『ランデヴー』の現代版│フェラーリSF 90 ストラダーレを主役に撮影

Ferrari

クロード・ルルーシュが1976年に手がけた短編映画“ランデヴー”の、現代版が撮影された。オリジナルの『ランデヴー』は、早朝のパリをフェラーリ 275 GTBが駆け抜けるという作品だ。サウンドはV12エンジンを搭載した275 GTBのものだが、実際の撮影ではメルセデス・ベンツ 450SEL 6.9のフロントに15mmカメラを取り付けて行われた。車好きであれば、記憶に残っている作品のひとつであろう。

そして、今回の『ランデヴー』はモナコ・グランプリが開催される予定であった日の夜明けに撮影が行われ、ドライバーはモナコ出身のシャルル・ルクレールが務めた。使用された車はフェラーリ初の量産型PHEV SF90 ストラダーレである。



作品の中にはモナコ王国のプリンス アルベール2世もフィルムの中に少し登場しているそうだ。撮影現場には、フェラーリ会長のジョン・エルカーンや、モナコ公国のアンドレア・カシラギ、ピエール・カシラギらも姿を現した。さらに、フランスとモナコにおいてロックダウンが緩和されていることを受け、バルコニーや市街でその撮影現場を一目見ようとたくさんの人々が集まったようだ。



撮影にあたり道路は閉鎖され、0-100km/h加速 2.5秒という速さを公道で最大限に発揮させた。ハイブリッドではあるが、跳ね馬らしいサウンドをあげるためエンジンサウンドを聞きたい人も充分に楽しむことができるだろう。公開は6月13日を予定している。

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オクタン日本版編集部

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