ゼネラルモーターズ 次世代のバッテリー「アルティウム」生産工場の建設を開始

GM

ゼネラルモーターズ(GM)は、LG 化学と新型バッテリーの生産に向けて設立した合弁会社「Ultium Cells LLC」が、オハイオ州ローズタウンで、次世代グローバル EV バッテリーシステム「アルティウム」生産工場の建設工事に着手したことを発表した。

新型コロナウイルスの世界的大流行のさなかでも、GMの将来のEV、およびAVのラインアップに向けての開発作業は、急速なペースで進展している。2020年の初め、シェアリングサービス用の電気式自動運転車「クルーズ オリジン」がサンフランシスコで公開された。また、今のところ生産のスケジュールは明確ではないが、今後発表される予定のラグジュアリーSUV
「キャデラック リリック(Lyriq)」、「ハマーEV(GMC HUMMER EV)」についても、計画は予定通りだという。

いずれもモジュラー駆動システムと独自に開発したバッテリーである「アルティウム」バッテリーシステムを搭載する。これは、手頃な交通手段、あるいはラグジュアリーなドライブ体験、作業用トラック、高性能マシンなど顧客の求めるものは、ほぼすべてに対応することが可能になるという画期的なものだ。EVの業界がどのように発展していくのか、楽しみである。

オクタン日本版編集部

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