4機のドローンを使ってメルセデス・ベンツ・ミュージアムを撮影!

メルセデス・ベンツ ミュージアムは、5月中旬に営業を再開した。その閉鎖されていた期間で、世界中へミュージアムを楽しんもらうためドローン撮影を行い、その動画を公開した。

使用された小型ドローンは、高画質な4Kにも対応しており、重量は100gにも満たない手の平サイズだ。その小ささを活かし、ミュージアムの入口から躍動感溢れる映像をおさめた。 

小型ドローンは300SLのガルウイングを通り抜けていき、アルゼンチンからやってきたカラフルなバス「LO 1112」の車内へ入り、らせん状のフロアを飛び回っていく。ルーフテラスから見たミュージアムや、伝説に残る名車の車内など、自由に移動するカメラで様々なミュージアムを見せてくれる。



撮影は、minidrone.studioのダニエル・ワーグナーとアンドレ・ユングによって行われた。このような撮影においては、物を破損する可能性があるためなかなか許可が下りない。しかし、今回のプロジェクトにおいては「ミュージアムのチームが私たちを信用して自由を与えてくれたことで、素晴らしいビデオを作ることができました」とアンドレ・ユングは振り返った。

撮影と編集作業は、大変な工程だったという。4機のドローンを飛ばし、その場面に合わせて適するものを使用し、スピードも変化させる。このような撮影方法ができるようになるには、たくさんの訓練と経験が必要になるという。あえて、スピーディーに動かして、スロー再生させている部分もあるそうだ。

「4機のドローンを用意しましたが、どれもすぐ買えるものではありません。今回の撮影に合うように、いくつかコンポーネントを組み合わせて作ったものです」とワーグナーは話した。

「このビデオを観て、ミュージアムに行きたい、と思ってもらえることを望んでいます。それに家のソファでも楽しむことができます」とメルセデス・ベンツ・ミュージアム責任者はコメント。

ビデオでメルセデス・ベンツ・ミュージアムの雰囲気を楽しんでいただきたい。

オクタン日本版編集部

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