フェラーリをDIY ?! │ボロボロのままで乗っているテスタロッサとの出会い

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まず、走行できないフェラーリ456を1万9000ドルで購入し、自力で修理し再び実動可能な状態にした。最近では、チャレンジ・ストラダーレに取り掛かっているらしい。RatarossaのV12エンジンを載せ換えることを考えているそう。「以前、友人がモンディアルのエンジンリビルドを手伝ってくれたのですが、Ratarossaに手を加えるのであれば自分の手で行わなければなりません。それは節約にもなりますが、自分で行えばすべて分かるので、そちらのほうが良いのです」と話す。

「フェラーリはスパイダータイプのテスタロッサをジャンニ・アニェッリのために1台だけ、1986年に製作しました。市販はされませんでした。聞いたところによると、強度の問題があったようです。しかし、スパイダーのテスタロッサはセガのゲーム“アウトラン”で登場していましたし、マイケル・ジャクソンがペプシの広告でブラックの一台を運転していました。それを見ながら、テスタロッサはスパイダーが美しいと感じていました。なんだか、ちょっと間抜けなところも良いんですよね」とスコットは話してくれた。



Rotarossaが到着したときはジグゾーパズルのようだったそう。ミラーもなく、配線も繋がっていなかったり、なくなっていたり。インテリアも載せられているだけだった。放置されていたエンジンも動き出す気配はもちろんなかった。

「パーツの90%は残っていたので、それぞれ綺麗にして正しい場所に戻すというような作業でした。パズルのようで楽しかったです。もう一台テスタロッサを所有しているので、それを参考にしながら組み上げていきました。フェラーリのワークショップマニュアルもとても役に立ちました」。そうして彼は、フレームからエンジン、クラッチ盤など何から何まで全てDIYで復活させたのだ。エンジンはかかったものの、エキゾーストノートが期待していたものではなかった。それはスポーツエキゾーストに換え、好みのサウンドに仕上げた。そして、彼が普段使いするための、Rotarossaが完成したのだ。



撮影のため、Ratarossaに乗り街を走ってみたが、コンディションは抜群だった。もちろん、走っているだけで注目の的にもなる。スコットの車への情熱が功を奏し、YouTubeでも話題となり、大成功をおさめたのであった。今は、次のプロジェクトへの計画を一気に進めているのだとか。

オクタン日本版編集部

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