北へ、南へ、シトロエン2CVと30年│第4回 シトロエン2CVとVWビートル徹底比較(その2)





高速道路でも基本的な印象は変わらない。ビートルは100km/h前後まで余裕があり、その速度での巡航も苦ではない。一方の2CVは100km/hを出そうと思ったら出せるが、余裕はないし何よりうるさい。快適に巡航するなら80〜90km/hくらいが限界である。ただし直進性は2CVの圧勝だ。現代の車に混じっても、横風による影響を除けば優秀な部類に入る。長い周期で揺れを吸収する乗り心地はシトロエン一族の美点であり、2CVにも同様にそれを味わうことができる。


ビートルは高速でもハンドルセンターの遊びがやはり気になる。ただボディのしっかり感がもたらす安心感の高さは認めざるを得ない。あちこちガタピシ音がする2CVとは比較にならないレベルで、さすがドイツ車である。

文:馬弓良輔

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