ラグジュアリーSUVの最高峰 ベントレー ベンテイガに新型が登場│様々な新デザインを採用

ベントレーより新型ベンテイガが発表された。新型車は最新の車載テクノロジーを搭載し、キャビンの快適性がさらに向上するなど、外見も中身も大幅な進化を遂げている。

新型ベンテイガでまず注目すべきは、驚くほどダイナミックなルックスだ。第3世代のコンチネンタルGTと新型フライングスパーに導入された、ベントレーの新しいデザイン言語からインスピレーションを得ている。大胆なスタイリングによってアグレッシブな存在感を生み出しつつも、フロント部分の全パネルの設計を見直すことによって、すっきりとモダンな外観に仕上げられている。

インテリジェントな新設計LEDマトリクスヘッドライトには、クリスタルカットガラスをイメージした独自デザインを採用。フロントガラスに初導入されるウェットアームワイパーは、各ワイパーアームに22のウォッシャージェットを内蔵している。



新型ベンテイガではリアデザインも全面的に見直された。車幅いっぱいに延びたテールゲートに溶け込むように新設計リアライトを配置。リアトレッドの20mm拡張によってダイナミックさが強調され、ホイールアーチ内のホイール位置も変更されている。22インチホイールもベンテイガ専用の新デザインである。仕上げ方法を2種類から選択でき、ホイールデザインは5種類に増えている。



インテリアにも一層磨きがかかっている。主に、センターフェイシア、ステアリングホイール、ドアトリムなどが新設計となり、シートも一新されている。オプションの5シートの場合、リアシートにもベンチレーターが付属。シート設定によって異なるが、リアキャビンの足回りスペースが最大で100mm広くなり、ゆったりとくつろぐことができる。次世代インフォテインメントシステムは、ベントレーの翼をイメージしてハンドクラフトされたダッシュボードにシームレスに組み込まれ、エッジトゥエッジの10.9インチディスプレイが搭載される。このデジタルディスプレイは完全新設計で超高解像度、しかもドライバーの好みに合わせて設定を変更できる。



豪華なインテリアを一層引き立てたい場合は、ベントレー初となるダークティントのダイヤモンドブラッシュドアルミニウムのトリムを選択でき、まっすぐな杢目が美しいウッドパネル、KoaとCrown Cut Walnutもベンテイガのオプションにプラスされる。マリナードライビングスペシフィケーションには新たなキルトデザインが加わり、シートの新しいオプションとしてはマイクロパイピングが登場。加えて、搭載可能なオーディオシステムは2種類。標準設定のベントレーシグネチャーオーディオは590W、12スピーカー、オプションのNaim for Bentleyシステムは、両フロントシート下のアクティブバススピーカーを含めた20基以上のスピーカーで1780Wを発揮するものだ。迫力のあるサウンドを車内で楽しむことができる。



ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは、「約5年前に発売したベンテイガはラグジュアリーSUVの先駆けとなりました。コンチネンタル GTがそうであったように、初代ベンテイガもまた、まったく新しいセグメントを創出したのです。当社がセグメントのベンチマークを確立して以来、競合他社の進出が相次ぎましたが、ベンテイガほどの万能性を誇る車は他にはありません。当社は新型ベンテイガによって、ラグジュアリーSUVセグメントの頂点を引き上げ、ライバルのさらなる引き離しを目指します。私たちはお客様の声に耳を傾け、お客様が最も大切だとお考えのポイントに対し、改善を重ねて参りました。新型ベンテイガは、先代モデルの性能と魅力をモダンかつ美しく進化させた結晶です」とコメントした。

新型ベンテイガは、550ps、770Nmを発揮する4.0リッターV8ツインターボガソリンエンジンモデルがまず発売され、続いてプラグインハイブリッドとW12エンジン搭載のスピードモデルの発表を年内に予定しているとのこと。

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