ゴールドボディで抜群の存在感!レクリエーションされたポルシェ550スパイダー

Fast classics

最初のオーナーがポルシェ550スパイダーのレクリエーションプロジェクトとして着手し完成させた、ゴールドに輝く"バンハム・スパイダー"が売りに出されている。

この1台はポルシェのレースカーの代名詞ともいえる550スパイダーにおける、シルバーメタリックペイントから離れてオーナーはゴールドで仕上げた。インパクト抜群の姿にはデカールやステッカーも施され、その存在感を際立たせる。2005年に完成してから、走行距離は1万6645マイルを刻んでいるが、全体的には美しい輝きが残されている。"The Golden Wonder"の文字も印象的だ。



加えて、数多くの工程が、ファイルに残されている。その中にはグラスファイバーシェルをサンディング、アンダーコーティング、ペイントするための請求書と、2016年に行ったエンジンリビルドの請求書も含まれている。Skoda 130のエンジンユニットは分解され、スパイダースタイルのレーシングカーに合うようにアップグレードされた。このリビルドには2500ポンド以上がかけられ、車に残されていたDynoの証明書からわかるように、エンジン出力は65hpに増加した。15インチのスチールホイールにはVWビートルのハブキャップが装着されている。



2019年までは最初のオーナーが所有していた。2人目のオーナーは、1年間で1500マイルほどしか走らされていない。この"バンハムスパイダー"は2005年に作られた現代車のひとつであるが、見事なレクリエーションによってグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなどのイベントでも、クラシックモデルの中に溶け込んで参加している。

販売には、レジステーションフォーム、請求書、MOTの履歴、2セットのキー、ベルのヘルメットも付属。価格は2万1995ポンド(約294万7330円)。レトロなレーシングカーの雰囲気を気軽に楽しみたい人に最適な一台であろう。

オクタン日本版編集部

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