ヘンテコなメルセデス・ベンツ ⁈│オフローダーにカスタムされたGクラスが販売中

DK engineering

世界中には斬新なアイデアで製作された数々のユニークな車が存在する。

その中で、「最も醜いメルセデス・ベンツ」とすらいわれる一台が、このHeuliezによるメルセデス・ベンツ Gクラス イントルーダー コンセプトだ。手がけたHeuliezは、1920年に馬車製造業として始まり、最終的にはエキゾチックな車の設計に移り、今日でも残っている最後の馬車製造業者の1つである。

イントルーダーはワンオフで、1996年 パリモーターショーのために設計および製作された。Heuliezはオフロードコンバーチブルを作ることを望んでおり、メルセデス・ベンツG320に最適なプラットフォームを見つけたのだ。これにより、イントルーダーには3.2リッター 6気筒エンジン、4段オートマチックトランスミッション、4輪駆動が搭載された。車高は高くされ、デファレンシャルロックも備えている。



そして、Heuliezは当時のメルセデス・ベンツSLKで見られた複雑な電動折りたたみ式ルーフシステムを組み込むことを決定した。この技術により、イントルーダーはわずか30秒でオフロードロードスターへと姿を変えることができた。

このプロトタイプモデルが現在売りに出されている。28万ユーロという高額なコストで、フルレストアと装飾の補修が行われた。エンジンは完全にオーバーホールされ、折りたたみ式ルーフも修復されている。カラーはメルセデスシルバーから始まり、ホワイトとレッドにリペイントされ、そしてオリジナルのシルバーに戻されている。



価格は公表されていないが、人と違う車を求めている人にとっては手に入れたい一台であろう。

オクタン編集部

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