車好きによる車好きのためのカーケア用品「グリオズ・ガレージ」は、どれを選んだら良いのか?その複雑なラインナップを徹底解明!



とはいえ、いまだに洗車機に抵抗がある人は少なくないし、洗車を楽しみだという人たちもそれなりにいる。そんな自分で洗車をする人たちには大きく分けると以下の3つの派閥が存在する。

1. なるべく手間を掛けたくない派
2. それなりにキレイな仕上がりを望む派
3. 徹底的にキレイにしたい派

グリオズ・ガレージの複雑怪奇、いや、多種多彩なラインナップも実は上記の3派閥に対応している。


1. なるべく手間を掛けたくない派向けのグリオズ・ガレージ


この派閥の方にとって最大の優先事項は水を使わないことだ。つまりグリオズ・ガレージなら「Speed Shine(スピードシャイン):22オンス 2420円」がそれに当たる。グリオズを代表する商品のSpeed Shineは水を使わないボディクリーナー兼ワックスである。ボディに吹きかけてマイクロファイバーなどのクロスで汚れを拭き取りつつ、同時にカルナバロウの含まれたワックスを掛けることができる。

え?それだと傷がつくのでは、と疑いの目を向けた筆者だが、初代マスタングを所有するカーガイ・ワタナベさん自身、日頃のメンテにはこれを使っているのだという。コツは拭き取った汚れでボディを傷つけないようクロスを小まめに折り返すことくらいだそうだ。マジですか。



後日、筆者はヨメさんのルノーカングーでSpeed Shineを試してみた。自分の愛するシトロエン2CVで試さなかったのは、2CVを駐めている場所がちょっと遠いからであって、Speed Shine(とワタナベさん)を疑っていたわけではないことは申し添えておく。ちなみにカングーだって2009年の購入以来、一度も洗車機を通したことはない。ソリッドの赤ゆえに少々色褪せてきているものの、手洗いで大事に使ってきた車である(書けば書くほど言い訳がましい)。


こちらが施工前。いい天気だ。



こちらが、Speed Shineを吹きかけて拭き取った後。色味が違うのは曇ってきたからです。でも、写真右側のヘッドライトから続くボンネットが一段盛り上がった部分が施工箇所なのは一目瞭然……、と言いたいところだが拡大しないと分からないではないか。しかしこれで筆者がいかにカングーを大事にしているかは分かっていただけたと思う。

文:馬弓 良輔  Words:Yoshisuke MAYUMI

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