「キング」の電話機│プラスチックのおもちゃにプレミア価格

電話の発明者グラハム・ベルは非常に真面目な性格で、科学の進歩や教育振興に尽力したことで知られている。
 
従って、その最大の発明品である電話機がジョークグッズになる日が来ようとは夢にも思わなかっただろう。1970年代から90年代にかけて、世界中のプラスチックグッズのメーカーがこぞって変わった形の電話機を作り、電話の形以外なら何でもあるような状況だった。
 
大量生産された最初のプラスチック電話は「ハンバーガー・フォン」だ。続いて「フットボール・フォン」(スポーツ誌の定期購読者へのプレゼントだった)や「ホットな唇フォン」、「アップル・フォン」(あの会社とは無関係)などが登場。今になってみれば、どれも子どもだましにしか見えない。
 
とはいえ、写真の品だけは別である。その名も「リチャード・ペティ・フォン」だ。NASCARの"キング"の愛車、カーナンバー43のSTPポンティアックの形をした電話機で、着信するとヘッドライトが光る仕掛けまである。
 
そして、ペティ自身が所有していた品が2018年5月5日に開催されたジュリアンズのオンラインオークションに出品された。最終的には375ドルで落札されている。

オクタン日本版編集部

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