ショパールの2020年新作ウォッチ「ミッレ ミリア GTS アズーロ」シリーズ

ショパールは、世界的に有名なイタリアの「ミッレ ミリア」クラシックカーラリーのメインスポンサーおよびオフィシャルタイムキーパーを務めている。このパートナーシップは1988年から続くものだ。

毎年、ショパールの共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレは、ブレシアからローマまでを往復する過酷な1000マイルレースに参加し、オートモービルに対する自身の情熱を示している。また、毎年、メゾンは新作「ミッレ ミリア」ウォッチコレクションを製作し、“世界で最も美しいレース”と呼ばれる名高いレースを称えている。

2020年の新作モデルは、自動車の燃料計をパワーリザーブ表示にデザインした、500本限定のステンレススティール & 18Kローズゴールド製、日付表示付自動巻きウォッチの「ミッレ ミリア GTS アズーロ パワーコントロール」と、クラシックカーの計器盤から着想を得たサブダイヤルのレイアウトが特徴的なステンレススティール製の「ミッレ ミリア GTS アズーロ クロノ」(750本の限定エディション)である。両モデルとも、針の先端および日付表示窓を囲むように配された“1000 Miglia”の矢印に使われた“ミッレ ミリア レッド”が、鋼のようなブルーカラーのエレガンスを極めた“アズーロ”文字盤と美しいコントラストを描く。


ミッレ ミリア GTS アズーロ パワーコントロール:自動巻き Cal.Chopard 01.08-C、ステンレススティールケース、43mm径、COSC認定クロノメーター、カーフ&ラバーライニングストラップ、世界限定500本、111万円(税別)

「ミッレ ミリア GTS アズーロ パワーコントロール」および「ミッレ ミリア GTS アズーロ クロノ」は、自動車の世界に着想を得たデザインで溢れている。例えば、ステンレススティール製ケースは、エンジンピストンのスタイルで刻まれたサイドの溝が特徴となっている。また、なめらかに傾斜しているストラップのラグは、手作業で作られた自動車の車体の湾曲を彷彿させるものだ。

一方、オーバーサイズのリューズはレーシングカーの給油口の大きなキャップを想起させ、クロノグラフのプッシュピースにはレーシングカーの制御ペダルにしばしば適用されている滑り防止パターンのように深いエングレービングが施されている。ストラップもまた、レーシングの世界からヒントを得ており、1950~60年代のジェントルマンドライバーが好んだクラシックなパンチングレザーと、ダンロップレーシングタイヤのトレッドパターンを想起させるラバーライニングを組み合わせている。



新作「ミッレ ミリア GTS」コレクションの文字盤に採用された独特の“アズーロ”(イタリア語でブルーの意味)は、その魅力的な美しさと、過去に生み出された世界中の素晴らしいクラシックカーによく使われていた色合いに似ていることから今回採用された。この色は、「ミッレ ミリア」タイムピースの機械的な特性を反映している。また、一般的なブラックやシルバーの文字盤よりも幅広い場面で活躍するのである。そのおかげで、堅牢にデザインされた「ミッレ ミリア GTS」モデルは、ビジネスからカクテルパーティ、スポーティなシーン、そして、もちろん、お気に入りのドライビングジャケットの袖口にも完璧にフィットする。

「ミッレ ミリア GTS アズーロ パワーコントロール」は、ステンレススティール製ケースと、18Kローズゴールドのリューズやベゼル、針、アワーマーカーの“バイカラー”のコンビネーションが独特だ。世界限定500本の43mmウォッチはサテン仕上げのブルーの文字盤で、経過時間を容易に計測するために5ずつ増加する12のマーキングが施されたワニスコーティングのブルーのアルミニウム製ベゼルインサートを備える。

一方、時計を裏返すと現れるシースルーケースバックからは、緻密に装飾された機械式自動巻きムーブメントChopard 01.08-Cを眺めることができる。完全自社製造の251個の部品で構成されるこの機構は、60時間のパワーリザーブを有し(残量は文字盤9時位置の表示で確認可)、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)の認定を受けたクロノメーターである。サファイアクリスタルのケースバックを囲むステンレススティール製リングには、ミッレ ミリアのルートである“Brescia > Roma > Brescia”が刻まれ、500本のウォッチにはそれぞれのエディションナンバーがエングレービングされている。


ミッレ ミリア GTS アズーロ クロノ:自動巻き、ステンレススティールケース、44mm径、COSC認定クロノメーター、カーフ&ラバーライニングストラップ、世界限定750本、85万円(税別)


このクロノグラフウォッチは、フライスクリーン、ボンネットストラップ、ワイヤホイールと同様に、クラシックモータースポーツ界と密接な関係を描いている。レースサーキットでのラップ計測やラリー競技の特別区間をモニタリングするのに理想的な「ミッレ ミリア GTS アズーロ クロノ」は、センタークロノグラフ針にダッシュボードのような3つのサブダイヤルが組み合わされ、クロノメーターの精度で60秒、30分、12時間までの時間を個々に計測できる。



ワニスコーティングのブルーとグレーのベゼルインサートにはタキメータースケールが刻まれ、速度や距離を計算することもできる。「ミッレ ミリア GTS アズーロ パワーコントロール」と同じくパンチングレザーとタイヤのトレッドパターンのラバーライニングストラップが採用されている。ケースバックにはチェッカーフラッグパターンとミッレ ミリアの矢印が記され、周囲には“Brescia > Rome > Brescia”の文字と、750本の個別エディションナンバーが刻まれているのも魅力だ。


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