圧倒的な存在感で2億円超え?コンペティツィオーネ仕様のフェラーリ・デイトナがオークションに

RM Sothebys

フェラーリは、15台のコンペティツィオーネ仕様のデイトナをオフィシャルで製造した。加えて、プライベート所有の10台がカスタムされてコンペティツィオーネ仕様となり、計25台のデイトナ・コンペティツィオーネが誕生している。そして、印象的なブルーを身にまとった一台がオークションに出品される。

このシャシー #14065を持つデイトナは、ロッソコルドバカラーのスチールボディに、ベージュのインテリアが組み合わされた一台として生産された。エアコンとボラーニのホイールを備えて1971年3月に米国のルイージ・キネティ・モーターズへデリバリーされている。新車の状態で、有名なフェラーリ・コレクターであるピーター・カリコウに新品で販売されているが、なんらかの理由で彼はすぐに車を手放した。その後、別のオーナーへ渡った後、ペンシルベニア州を本拠とするフェラーリのディーラーを営むカークFホワイトが購入するまでオリジナルの姿を保っていたという。そして、妥協のないGTレーシングマシンへとカスタムされたのであった。



ブレーキはフォードGT40マークIVのものが備えられている。一方、エンジンは、ダン・ガーニーとブロック・イェイツにキャノンボールで伝説の勝利をもたらしたTracoのユニットに交換されている。最高出力は、450hpにも達するという。

そして1972年、このデイトナは過酷なセブリング12時間へ送られ、デビッド・ホッブズがステアリングを握ったというヒストリーも持っている。53ラップ目にレースをリタイアし、残念ながら、再び同期間中にレースをすることはなかった。



それ以来、デイトナは世界中の多くの有名なフェラーリコレクターの手に渡っている。最近は、イギリスのスペシャリストであるDKエンジニアリングによってメンテナンスが施されている。

人々の目を引きつける存在感を放つ、このデイトナの推定落札価格は225万ドル~275万ドル(約2億3625万円~2億8875万円)となっている。

オクタン編集部

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