クラシックカーに持続可能性を融合│EV化されたロールス・ロイスを30台限定で生産

Lunaz

イギリスを拠点としているEVメーカー ルナスが、クラシックのロールス・ロイスをEVコンバートしたものを発表した。

このEV化されたロールス・ロイスは、ファントムVかシルバークラウド、どちらか好きなほうを選択し、さらに、4ドアリムジン、2ドアクーペ、ドロップヘッドクーペから好みのボディタイプを選ぶ。これらのコンバートプロセスなどはルナスによって施される。ルナスのコンバージョンは、エンジンとバッテリーをスワップするだけではない。まず、すべてボディをメタルむき出しの状態にまでして、車重を計り、3Dスキャンを用いてボディすべてのバランスを調べる。これによって、ミリ単位で車それぞれにぴったり合うパワートレインの製造、オリジナルに近いハンドリングを実現させるというのだ。伝統のコーチビルディング技術を使いながら行っている。



ルナス創設者のデービッド・ローレンツは、「今こそ、EVのロールス・ロイスを発表するときです。私たちは、美しいクラシックなデザインと、電動パワートレインの使いやすさ、信頼性、持続可能性を融合させる必要に応えています」とコメントした。



計30台限定で生産され、価格は、シルバークラウドで約4830万円(35万ポンド)、ファントムVで約6900万円(50万ポンド)となっている。

オクタン日本版編集部

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