伝説に残るフェラーリ・コレクションが一堂に!コンクールイベント開催間近

Concours of elegance

9月4日~6日まで開催される、コンクール・オブ・エレガンスでは、フェラーリ250GTO、250LM、275 P2/365 P2などのレーシングレジェンドが集まり、史上最も希少で驚くべきフェラーリのコレクションが一堂に会する。

ハンプトン・コート宮殿の美しい噴水庭園に並べられる展示車の基準は非常に高い。車のオーナーたちがお気に入りの車へ投票するということも行われる。青空のしたで、のんびりと車を眺めるだけでも楽しいイベントだ。そして、今回展示される希少なフェラーリコレクションは以下の通り。

フェラーリ250 GTO

ファクトリーのテストカーであり、2番目に生産されたフェラーリ 250 GTOは、初期のポットリベットリアスポイラーを備えた唯一のGTOとしてユニークな存在である。ファクトリー出荷後、シャーシ3387GTはルイジ・キネティに出荷され、すぐに12時間のセブリングでレースに出場。NARTドライバーのフィル・ヒルとオリビエ・ジャンドビアンがクラス1位、総合2位で完走している。3387GTは、ル・マン24時間、デイトナを含むレースにも出場した素晴らしいレースヒストリーを持っている。1962年にファクトリーを去ったときとまったく同じコンディションへとレストアされている。


フェラーリ275 P2/365 P2

フェラーリPシリーズは、1960年代から1970年代初頭にフェラーリによって生産されたスポーツプロトタイプレーシングカーの系統である。1965年に登場した275P2は、ル・マン24時間でフォードと戦うことになっていた。そこでは勝利を獲得していないが、1965年 タルガ・フローリオとニュルブルクリンクで優勝し、フェラーリのファクトリーチームのレースに出場もしている。フェラーリ・クラシケによってレストアされている。


フェラーリ250 LM

フェラーリ250 LMは250Pプロトタイプのベルリネッタバージョンといえる。FIAはそれをグランドツーリング車として公認することを拒否したため、プロトタイプとしてのレースを余儀なくされた。モータースポーツで多くの成功をおさめ、1966年にはグループ4の導入により公式に受け入れられた。最後から2番目に製造されたこのフェラーリ250LM(シャーシ6313)は、1965年4月22日にエキュリー・フランコルシャン・レーシングチームに販売された。最高の成績は、ピエール・デュメイとギュスター・ヴゴセリンが2位に導いたル・マン24時間であった。 


フェラーリ275 GTB コンペティツィオーネ クリエンティ

275 GTBは250 GTOを置き換えるために登場した。これらは、軽量のアルミニウムボディ、外部燃料フィラーキャップ、および大きな140リッターの燃料タンクを使用していた。10台の車はそれぞれハンドメイドで、細部はそれぞれ異なる。シャシー #07407は、1965年にファクトリー コンペティツィオーネ部門によって製造された10台の中で最初の一台である。これらは、ハイリフトカムシャフトと6つのツインチョークウェーバー40DCN / 3キャブレターを備えた特別なエンジンを特色とし、290-300bhpを生み出した。


フェラーリ250 GT エレーナ

1954年の最初のフェラーリ250 GTシリーズ車に続いて、ピニンファリーナは1956年のジュネーヴ・モーターショーで、250ベースのプロトタイプである2番目のシリーズを発表した。これは、250 GT ボアノとして知られている。ピニンファリーナが支援を求めたマリオ・ボアノにちなんだものだ。80台を製作した後、ボアノはカロッツェリア エレーナのエツィオ・エレーナに製作を引き渡した。エツィオはわずか50台のエレーナを製造したが、最初の8台はボアノモデルと同じであった。この車は17番目に作られたもので、エレガントでハイルーフのボディワークが特徴である。


これらフェラーリだけでも、充分なコレクションであるがメイン展示の一部に過ぎないというのだから、イベント開催が楽しみである。

オクタン日本版編集部

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