世界初のイノベーションも採用│様々な進化を遂げたロールス・ロイス 新型ゴースト

Rolls Royce



インテリアもエクステリアと同様にミニマリズムの原則を追求すべきということが追及された。心から寛ぐことのできる空間を創り上げるだけでなく、素材の本質的な価値を活かし、ビスポークのカラー・パーソナライゼーションの効果を最大限に発揮させることを目指した。新型ゴーストのインテリア・スイートに使用される1台あたり20枚のハーフ・ハイド レザーは、自動車業界で最も厳しい品質管理を経て選別され、338枚(見えない箇所に使われるものも含む)のパネルはすべて最高品質で仕上げられている。また、新型ゴーストのインテリアには凝った複雑なステッチはあえて使わず、驚くほど長いステッチを完全に真っ直ぐに縫い上げ、ロールス・ロイスが長年培ってきたレザークラフトの高度な技術が活かされている。



新型ゴーストの開発にあたって、ロールス・ロイスの「ビスポーク・コレクティブ」のデザイナー、エンジニア、職人たちは「イルミネーテッド・フェイシア」を創り出した。これは世界初のイノベーションで、今ではスピリット・オブ・エクスタシー、パルテノン・グリル、ダブル モノグラムと並んでロールス・ロイスのシンボルのひとつになりつつあるスターライト・ヘッドライナーを絶妙に反映させたものとなる。

2年の歳月と延べ1万時間以上をかけて開発したこの素晴らしい作品は、このインテリア・スイートに「GHOST」の文字を幻想的に浮かび上がらせ、その周りには850個を超える小さな星が散りばめられている。イルミネーション自体はフェイシアの上部と下部に取り付けられた152個のLEDから送られるが、それぞれが発する色はキャビンの時計や計器盤の照明に合わせて念入りに調整されている。GHOSTのワードマークを均等に照らすため、厚さのライトガイドを使用しており、その表面には9万個を超えるドットがレーザー・エッチング加工されている。これにより光が均等に分散されるだけではなく、フェイシアに沿って視線を動かしたときに、光がきらめいて見える効果があり、スターライト・ヘッドライナーの繊細な輝きが反映されている。



点灯していないときにこのイルミネーテッド・フェイシアがまったく見えない状態にするため、広範囲にわたる開発が行われた。これを実現するために、3層で構成された複合素材を使用している。1層目はピアノブラックの基板で、この基板にレーザー・エッチング加工を施して、ワードマークと星の集まりに光が差し込むようにしている。その上に濃い色付きラッカー層を重ね、点灯していないときに文字が見えないように。最後はこのフェイシアに薄く色付けされたラッカーを塗り重ね、手作業で磨き上げ、完璧に均一な厚さのハイグロス仕上げを施し、室内の他のハイグロス仕上げのアクセントとの均質化を図っている。

オクタン日本版編集部

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