ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターとメルセデス・ベンツがコラボレーション!

Mercedes-benz

ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターである、ヴァージル・アブローとメルセデス・ベンツのチーフデザイナーであるゴードン・ワグナーがコラボレージョンし製作された、「プロジェクト・ゲレンデヴァーゲン」が公開された。

このゲレンデヴァーゲンは、フェンダーフレアなどアグレッシブなボディキットが装備されており、決して「美しい」車ではない。ドアハンドルさえ取り外され、シンプルなストラップに交換されている。最もユニークなポイントは、「完成していない」外観であろう。メルセデス・ベンツによると、塗装は部分的に紙やすりで磨かれ「時代を超えたシンプルさの感覚」を作り出しているという。その手作りの「欠陥」をあえて出して、それを讃えるというコンセプトであるのだ。



インテリアは豪華さと技術的要素が取り除かれた。特に、デジタルインストゥルメンタルクラスターとインフォテインメントシステムは、アナログゲージとトグルスイッチに置き換えられた。そのシンプルな空間の中に、F1マシンにヒントを得たステアリングホイールと、5点式ハーネスを備えたスポーツシートを配置。さらに、ロールケージ、消火器も見られる。



メルセデスは仕様については触れていないが、ゴードン・ワグナーは「プロジェクト・ゲレンデヴァーゲンで、“ラグジュアリー”の将来における解釈と、並外れた欲求を示すユニークなアートワークを作成しました。結果は、現実と未来の間の“何か”を目指しています」と説明している。

実際の車両を購入することはできないが、レプリカをRMサザビーズのオークションに出品し、その落札金はすべて国際的なクリエイティブコミュニティをサポートする団体に寄付されるとのこと。

オクタン日本版編集部

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