バタフライドアを採用!マセラティの新スーパースポーツカー MC20発表 国内価格は?

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マセラティは、9月9日にイタリアにてMC20の発表会にあたり「MMXX:Time to be Audacious」をモデナサーキットで開催した。各国にライブ配信され、日本でも東京タワーがマセラティブルーに染まるというような演出がされながら、ミラーイベントが実施された。



40台のマセラティが集まったドライブインシアターや、最先端のテクノロジーを使った様々なライブパフォーマンスが行われ、MC20の発表へカウントダウンがされていった。マセラティCEO Davide Grasso氏は、「新時代の幕開けを誇りに思います。私たちのブランドにとって、前向きに、未来を構築する時です」とコメントしている。



そして、ついに姿を現したマセラティのスーパースポーツカー MC20。車名の「MC」は「マセラティ コルセ」を、「20」は「2020年」を意味しており、伝説に残るスポーツカーマセラティMC12を連想させる。

日本公開のモックアップモデル


これまでのマセラティにおける市販モデルとは異なったフェイスはもちろんだが、マセラティ初となるバタフライドアを採用していることも、見る人を驚かせた。そのボディサイズは4669×2178×1224mmで、ホイールベースは2700mmとなっている。カーボンモノコックシャシーを採用していることや、インテリアにおいても上質さを保ちながらもカーボンを多用したことでその車重は1470kgまで抑えられている。



そのボディに搭載するのは、マセラティが新しく開発した「ネットゥーノ」と呼ばれる3リッターV6ツインターボエンジンである。最高出力630ps/7500rpm、最大トルク730Nm/3000-5500rpmを発生し、8段のデュアルクラッチ式ATトランスミッションが組み合わされている。



MC20の設計は、マセラティイノベーションラボのエンジニア、マセラティエンジンラボの技術スペシャリスト、マセラティデザインセンターのデザイナーチームが、最初から革新的なアプローチで挑み、約24カ月で作成された。エクステリアデザインにおいては、クーペだけでなく、コンバーチブルでも対応できるようになっているとのこと。また、フルエレクトリックモデルの準備も行っていることを発表している。



マセラティMC20の生産は、2020年末からイタリア・モデナの工場でスタートする。日本国内価格は、2650万円(税込)。

オクタン日本版編集部

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