後部座席にも楽しみを!BMWがパーテーションをデジタルスクリーンにする技術を開発中

BMW

近年の新しいテクノロジーにより、車のインテリアに搭載されているタッチスクリーンのサイズや機能を拡張されており、車載エンターテイメントは急増している。

Apple CarPlayやAndroid Auto、Googleベースのインフォテインメントスイートなどのテクノロジーは、ユーザーに圧倒的な利便性を与える。しかし、これらは全部座席の人々を対象としたものが多い。そこで、BMWは前部座席の乗員ではなく、後部座席の人々にエンターテイメント性をもたらすことを目標としていることを発表した。

以前、BMWはロールス・ロイス・ファントムに「プライバシースイート」と呼ばれる機能を実装した。これは、キャビンの前後を分割し、ボタンを押すだけで不透明になるガラスのパーテーションである。しかし、i4talkがこのパーテーションを完全にフルディスプレイに変える新しい機能を提案している。



これは、2つの層を持っている仕組みだ。1層は透明から不透明に切り替え可能で、第2層はOLED要素で構成されている。2番目のレイヤーがデータを投影できるディスプレイとして機能する。また、この装置は窓やサンルーフでも使用できるという。

しかし、これらの表面は損傷するリスクが高いため、最初に窓やサンルーフに実装される可能性はほとんどない。今後技術が進化したら、将来のBMW 7シリーズ、BMW iX7 SUVにもいずれ実装することを想定しているとのこと。実際にこのような最新技術が取り込まれる時が楽しみである。

オクタン日本版編集部

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