一台あたり800時間以上の製作時間!伝説の5台を忠実に再現したマクラーレン・セナ GTR

McLaren automotive

マクラーレンのカスタム部門である、MSOが特別に製作された5台のマクラーレン・セナ GTRを公開した。1995年のル・マン24時間でレース出場した5台のマクラーレンG1 GTRを再現したというものだ。マクラーレンは同レースで1位になり、残りの4台は3位、4位、5位、13位の結果を残している。

これら5台は、ステッカーを貼って製作されたものではない。忠実に再現されたデザインはすべて、一台ずつハンドペイントされているのだ。マクラーレンによると、一台あたり約800時間かかっており、それよりもはるかに長い時間がかかったものもあったという。マクラーレンはル・マンの主催者と協力して、ロゴやトレードマークのすべてを再作成する許可を得て、5台すべてを可能な限りオリジナルに近づけている。唯一、ペイントではなくステッカーが使用されている部分は、車検ステッカーのレプリカのみ。





注目を集めているのは見た目だけではない。4.0リッター ツインターボV8にパワーブーストをかけ、814hpから833hpになり、レッドゾーンは、ほぼ9,000rpmとなっている。OZ Racingは、特注のホイールセットを設計した。サスペンションのウィッシュボーンは以前のアルマイト加工のバージョンで作られ、ブレーキキャリパーはサテンゴールドで仕上げられている。



ゴールドのパドルとコントロールボタンを備えた新しいレーシングステアリングホイール、オーダーメイドのヘッドレスト刺繍が施されたカーボンファイバーのレーシングシート、革製のドアプルストラップ、MSO 6ポイントレーシングハーネスも備えられている。

価格は公表されていないが、5人の購入者は、2021年のル・マン24時間の日にサルト・サーキットを1周するという特典もついている。

オクタン日本版編集部

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