ピレリ P Zero Trofeo Rが、マクラーレン市販車史上最速と謳われる765LTへ独占供給

Pirelli

ピレリとマクラーレンの長年のコラボレーションから、最新のタイヤが登場。両社がモータースポーツから得た幅広い知識や経験が活かされたピレリ P Zero Trofeo Rが、新しいマクラーレン765LTへ独占供給されることになったのだ。マクラーレン市販車史上最速と謳われる、このスーパーシリーズカーのサーキット走行用タイヤに選ばれたのは、P Zero Trofeo Rである。

P Zero Trofeo Rは、サーキットでの走行会イベント等のトラック・デイ向けの高性能タイヤだが、公道走行も認められている。最高出力765ps、最大トルク800Nmというパワーを誇るマクラーレン 765LTのハイパフォーマンスに応えるべく、ピレリの研究開発部門は、マクラーレンと共に P Zero Trofeo Rの性能に磨きをかけたという。特にドライウェザーにおいて最大限のパフォーマンスを提供するという使命が課されているが、このタイヤではドライ路面におけるタイヤの接地面積を増やしグリップ力を高め、トラクションを向上させている。



マクラーレンの目的を達成させるためのもうひとつの基本的な要素は、トレッドパターンである。トレッドパターンは、直線とコーナーの両方で可能な限り高い走行安定性能を確保するように設計されており、制動距離を短縮させ、横方向のグリップを最大化している。車両の持つ革新的な性能と専用設計タイヤの性能が調和した結果、この新しい765LTはマクラーレン市販車史上最速でサーキットを周回することに成功した。



車両はすべて、サイドウォールに「MC」マークが刻印されたピレリタイヤを装着して、マクラーレンプロダクションセンターを出発する。このマーキングは、特定の車向けにカスタマイズされた証だ。一部のサイズには、車内の音響快適性を確保するためのPNCS(ピレリ・ノイズキャンセリング・システム)などのピレリテクノロジーも搭載されている。



また、サーキット走行を希望しないドライバーには、P Zeroも用意される。

オクタン日本版編集部

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