かわいい!京セラが考える未来のコックピットを具現化したコンセプトカー「モアイ」

Fortmarei

京セラがコンセプトカー「Moeye(モアイ)」を発表した。フォートマーレイがデザイン・クリエイティブディレクションを担当した一台である。

モアイは京セラが考える未来のコックピットを具現化したコンセプトカー。コックピットのデザインにとどまらず、それと調和のとれる外装を含めた車両全体のデザイン提案をすることで、よりリアルに未来のコックピットを体験できる。また快適性だけでなく驚きやワクワクをより色濃く味わってもらえることにも重点を置き開発されている。

京セラの第一弾のコンセプトカープロジェクトはトミーカイラZZをベースとしたコンセプトカーで、石丸が前職のGLM株式会社チーフデザイナー時代にデザインを手がけたプロジェクトだった。今回発表する第二弾では、フルスクラッチでの開発により京セラの描く未来の自動車をより鮮明に表現しているのだ。



モアイのデザインテーマは「時間」です。このコンセプトカーでは「伝統」から京セラの描く「自動車の未来」まで自動車の歴史を駆け抜けるような体験を提供できるようデザインしている。外装はクラシックカーを意識した面構成で全体のプロポーションをまとめながら、灯火器類やドアミラーなどの外装のディテールやドアラインを含む細部の処理は幾何学的な造形により未来を感じさせる。



また最先端技術を取り入れた内装は、新しい形に落とし込みながらも古き良き時代のクラフトマンシップを思い出させるような温かみのあるテクスチャを融合させた。着座すると目に飛び込んでくるコックピットのデザインは、リアルバーチャルを体験するに相応しい未来感あるミニマルなデザインで仕上げた。展示会では実際に体験者が、自動車を外から見る-ドアを開ける-乗り込む-そして最後に車内でデモを体験、という一連の流れの中で、形のデザインだけでなく素材をも通して自動車の伝統から未来を五感によって感じることができるようになっている。

今後、京セラによるコンセプトカープロジェクトがどのように発展していくのか、楽しみになる一台だ。

オクタン日本版編集部

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