濃霧の中を走り切り、DAY1終了|ミッレミリア2020現地レポート②

Photo: Sumiko Kokonno

ミッレミリア参戦中の日本人ペアから初日完走の嬉しい報せが届いた。今回、ミッレミリア初参加である爰野さんはSNSからライブ配信もしてくれている。octane.jp編集部も日本からスタートを見守っていたのだが、なんとスタート直後にいきなりルートを見失ってしまうという展開に…。ナビゲーションに集中するためライブ配信は途中でストップし、その後の状況もリアルタイムではわからなくなっていた。

(日本時間で)一夜明けた10月23日の朝。爰野さんから吉報が届いた。濃霧の中300km以上を無事に走り終え、1日目のゴールであるチェルヴィアに到着したという。ここに吉報と共に届いた道中の写真をいくつかご紹介しよう(一部は動画からのキャプチャーであるため、粗い画像があることは大目に見ていただきたい)。ミッレミリアの公式サイトやSNSでも、ライブストリーミングやライブトラッキングを随時確認することができるが、参加者目線で撮られた写真はとても貴重だ。

爰野さんたちが今回駆るのは1954年トライアンフTR 2 SPORTS。


城壁のアーチを抜けた先には美しい光景が待っている。



「濃霧がひどすぎてミスコース続出。そんな中、勘どころで回避!これは奇跡的だった」とは本人の談。すべての競技PC、CT、COに間に合い、ゴールまではあと少し。



1日目のゴール地点に到着したのは23時30分頃。スタートしたのは15時過ぎだったから、およそ8時間の冒険である。


夕食会場の写真も送っていただいた。素晴らしい施設で、さぞや豪勢なディナーを…と思いきや、

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、食事はこのような「お弁当」スタイルだったとのこと。


初日を走り終えた興奮冷めやらず昨夜はなかなか寝付けなかったかもしれないが、明日に備えて少しでも休息を取れていることを願う。爰野さんペア、残り3日間も頑張ってください。日本から健闘を祈っています。

文:オクタン日本版編集部

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