こんな日本車もあった!「革新」と「斬新」を体現したコンセプトカー 4選

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1970年 マツダ RX500

1970年にマツダが50周年記念に製作したスーパーカーである。ボディはFPR製でその車重は約850kgとされているが、一番の特徴ともいえるポイントは、チューンアップされた10Aロータリーエンジンをミドに搭載し、後輪駆動であることだろう。走ることを想定して製作されていたために足回りも贅沢に設計されていたものの、量産化には至っていない。ボディサイズは全長 4330mm×全幅 1720mm×全高 1065mmと全長は一般的だが、量産するには全幅が大きすぎたという推測もある。



また、今から50年も前の車だが、ドアはガルウィング式を採用していたこともひとつの革命的なスタイルだった。この真新しいエクステリアデザインは、元マツダのデザイナー 福田成徳氏が手掛けている。


1992年 ヤマハ OX99-11

1989年にヤマハはF1のエンジンサプライヤーになった。ヤマハの子会社であるイプシロンテクノロジーの人々は、英国のエンジニアリング会社IADと協力して、F1エンジンだけでなく他のエンジンも使用するスポーツカーを作ることにした。 そうして誕生したのが、このOX99-11だ。



3.5リッターV12フォーミュラ1エンジンを搭載し、最高出力は約400PS(395bhp)にデチューンされている。2名乗りであるが、シートはオートバイに乗るのと同じように、一人はドライバーの後ろに座るという構造がユニークだ。1枚のキャノピードア、カーボンファイバー製シャシー、6速マニュアルギアボックスを備え、車重はわずか1,150kgだった。公道用のF1カーとも呼ばれている一台である。

オクタン日本版編集部

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