「近い未来のBMW」開発段階の気になるiXを詳しく見る

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デザインを見てみると、キャラクターラインを減らし、ゆったりとした形状の表面が、迫力のあるボディを構成している。緻密に計算されたディテールが、BMW iXの最新のプレミアム特性と効率にアクセントを加えている。ドアウインドウはフレームレスとなった。テールゲートには分割ジョイントがなく、リヤ幅一杯に広がっている。

目を奪う、垂直でほぼ全面的に囲い込まれたBMWキドニーグリルは、センサー、カメラおよびレーダー・テクノロジーが統合されたインテリジェンス・パネルの役割を果たす。



BMWグループの歴代モデルで最もスリムなヘッドライト。フルLEDヘッドライトを標準装備、ハイビーム用マトリクス機能付きのBMWレーザー・ライトがオプションで用意されている。LEDテールライトもきわめてスリムで、特徴的なライト・デザインとなっている。

エクステリアの目立たないテクノロジーには、ボンネットのBMWロゴの下に設置されたフロント・ウインドウ・ウォッシャー液のフィラーネック、ボタンにタッチすることで作動する同一面に設定されたドア・オープナー・ハンドル、見えないように組み込まれたセンサー、テールゲートのBMWバッジに統合されたクリーニング・システム装備のリヤビュー・カメラが挙げられる。


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インテリアは完全新開発のゆったりとした空間、高品質素材の組み合わせ、スリムなダッシュボード、ヘッドレストが一体化された新開発のシート、およびひときわ大型のパノラミック・ガラス・ルーフによって醸し出される高級感と充実感をもたらす。センター・トンネルが廃止されているため、レッグルームとストレージ・コンパートメント用のスペースが確保され、センター・コンソールは高品質な家具のような見た目だ。



視界に入らないように統合されたスピーカー、複雑なデザインのエア吹き出し口、ヒーター付きサーフェス、ダッシュボードの表面にシームレスに統合されほとんどわからないBMWヘッドアップ・ディスプレイのプロジェクターも特徴的。
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BMW iXは、BMWグループで六角形のステアリング・ホイールを装備した初の量産車となる。サーキットにインスピレーションを受けた輪郭によって、アクセスのしやすさが向上し、インフォメーション・ディスプレイが見やすくなる。

また、エレクトロクロミック・シェエード付きパノラミック・ガラス・ルーフがオプションで用意されている。BMWグループのモデルに装備された1ピース・デザインの最大のガラスで、まったくクロスメンバーなしでインテリア全体を覆う。

オプションのBowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・システムは、カー・オーディオ体験を次の次元に引き上げる。フル・アクティブ・サウンド・システム、ダイナミックなパフォーマンスに応答するオーディオ・コントロール、5つの個別に選択可能なサウンド・モードによって、コンサート・ホールの雰囲気が再現される。合計30個のスピーカー。うち8個はフロントおよびリヤ・シートのヘッドレストに組み込まれている。

iXは2021年下半期にBMWディンゴルフィン工場で生産開始予定。市場導入は2021年末になる。

オクタン編集部

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