公道走行可能な640hpのランボルギーニが登場「ウラカンSTO」

lamborghini



ハイパフォーマンスな走行環境に焦点を合わせたウラカンSTOのレーシングスピリットは、「STO」「Trofeo」「Pioggia」の3つの新しいドライビングモードにも表れている。デフォルトのSTOモードでは、ロード走行とカーブの多い道路を楽しめるす。ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータはあらゆる路面コンディションを想定して最適化され、サスペンションはロード向けに設定される。フルアクティブなESCをオフにすれば、ドライバーへのサポートを得ながら、走る楽しみを満喫できる。

新ブレーキシステムのモータースポーツのDNAは、そのブレーキシステムにも表れている。ブレンボ製CCM-Rブレーキは、F1での応用を基に、素材の専門知識を活用する優れた耐久性を実現している。



インテリアは、エクステリアの軽量化を反映したものになっている。コックピット全体を通してカーボンファイバーが豊富に使用され、スポーツシートもフルカーボンファイバー製。ランボルギーニのカーボンスキンが使用されたアルカンターラ仕上げの内装、カーペットの代わりにカーボンファイバー製のフロアマットに加え、フルカーボンファイバー製で軽量化されたドアパネルの開閉にはドアラッチが使用される。リアアーチと点式シートベルトに、ヘルメットを収納するために設計されたフロントトランクが、ウラカンSTOのレーシングDNAを強く感じさせる。リアアーチは技術パートナーのアクラポビッチ社と共同開発した高級チタン合金製で、従来のステンレス製に比べ40%軽量化されている。カラーについてはエクステリアもインテリアも自分好みにカスタマイズ可能だ。



アウトモビリ・ランボルギーニのCEO ステファノ・ドメニカリは次のようにコメントした。「ウラカンSTOは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセの伝統を最も純粋に受け継いだモデルで、ウラカン スーパートロフェオ EVOのテクノロジーが踏襲され、デイトナ24時間レース3連覇という記録を打ち立てたウラカン GT3 EVOの経験が活かされています」

チーフ・テクニカルオフィサーのマウリツィオ・レッジャーニは次のようにコメントした。「絶妙なバランス、軽量、優れた空力性能のスーパースポーツカーの興奮を余すことなく発揮し、とまったく同じフィーリングと高揚感を届けます。世界で最も厳しいサーキットにも完璧に対応できるセットアップを備えながら、ロード走行できるように作られています。ウラカンSTOには、スーパートロフェオとGT3の両方の経験から得られた幅広い技術と知識をさらに洗練し、盛り込みました。日常的な走りの中でもレースドライバーさながらのエモーションを体感でき、ラップレコードを記録できる実力を持った公道仕様のランボルギーニのスーパースポーツカーです」


最初のデリバリーは2021年春以降を予定している。日本での価格は3750万円(税別)を予定している。

オクタン編集部

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