世界最古のオーケストラが横浜に。

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独立したオーケストラとしては世界で最も古いライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。世界で初めてベートーヴェンの存命中に交響曲全曲演奏会を開催したのも同楽団であり、その独特の固く重く深い音色がドイツ音楽の演奏に効果を発揮し、伝統の響きを継承している。

culture_170705_ Leipzig(1).jpg同楽団が19世紀に初演したブラームスのヴァイオリン協奏曲とシューベルトの「ザ・グレート」が、11月9日(木)に横浜みなとみらいホールで演奏される。

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指揮者はNHK交響楽団でも桂冠名誉指揮者を務めるヘルベルト・ブロムシュテット。今年90歳の誕生日を迎えるブロムシュテットは、現役の指揮者の中では最高齢でありながら、頻繁に来日する「日本を愛し日本人に愛されるマエストロ」。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の名誉カペルマイスターも務めている。伝統に根付いたオーソドックスな、しかしながら生命力あふれる演奏が特に日本での人気の高さにつながっている。

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ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、同楽団が1879年1月1日にブラームス本人の指揮で初演(ヴァイオリン独奏:ヨアヒム)、シューベルトの「ザ・グレート」は、同楽団が1839年3月21日にメンデルスゾーンの指揮で初演した。両曲とも今回の指揮者・楽団・ソリストの得意曲目であり、同楽団の創立275 周年を祝う記念ツアーの中でも練りに練られた曲目となっている。

円熟の匠が魅せる指揮と、ヨーロッパ屈指の名門オーケストラの響き。秋の横浜で最高の一夜を楽しむことができるに違いない。

横浜芸術アクション事業
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)

日時:2017年11月9日(木) 19:00開演(18:20開場))
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
出演:ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
曲目:ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77、シューベルト:交響曲 第8番 ハ長調 D944「ザ・グレート」
料金:全席指定 S席25,000円、A席19,000円、B席14,000円、C席10,000円
   学生・障がい者手帳をお持ちの方・65歳以上の方は5%割引
主催:横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
共催:横浜アーツフェスティバル実行委員会
支援:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
問合せ:横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000

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