ポルシェ・クラシックが911/912 SWBのテールライトユニットの再生産を発表

Porsche AG

ポルシェ・クラシックは、1968年モデルまで製造された、ポルシェ911/912ショートホイールベースモデルのインジケーターとテールライトを再生産することを発表した。

これは、クラシック911モデル(タイプ996まで)のすべてのテールライトユニットが、世界中のポルシェセンターから再び注文できるようになることを意味する。

現在の基準とテストにも準拠しながら、当時の工場で取り付けられたライトユニットと可能な限り一貫性を達成することにフォーカスしている。ザマック合金のダイカスト亜鉛ハウジングを含むすべての材料、およびレンズは、1964年のオリジナル仕様と一致している。



また、50年前と同様に、部品製造のほとんどは手作業で行われている。ヨーロッパ版のレンズは手作業で塗装されている(米国版の赤いレンズでは、色付きの顆粒が使用されている)。ライトユニットの個々の部品も手作業で取り付けられて製造されている。そして、レンズがハウジングに付けられると、ランプペイントと小さく細いブラシで手作業で修正される。

これまで、911/912ショートホイールベースモデルのインジケーターとテールライトはポルシェ・オリジナルのスペアパーツとしてオフィシャルでは提供されていなかったため、中古部品を探す必要があった。しかし、こうして再生産されるとなると、クラシックモデルのポルシェを楽しむ人々にとっては非常に嬉しいニュースであろう。今後もさらに再生産の範囲が広がっていくことを期待する。

オクタン編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事