ベントレーのラグジュアリーSUVにハイブリッドモデルが追加

Bentley motors




ベンテイガハイブリッドの電動パワートレインは主に3つのエリアに分かれ、12の主要コンポーネントで構成されている。まずは外部電力で充電する際の充電口だが、給油口とは反対側の車両左側にあり、車両の仕向地に合わせて装備される。バッテリーの充電状態はLEDインジケーターで表示され、1時間当たり7.2kWで充電できる。

リチウムバッテリーは容量17.3kWh、個別セル168個で構成され、寿命は10万マイルもしくは8年。わずか2時間半ほどでフル充電できる(地域によって異なります)。高圧バッテリーに蓄えられたエネルギーはパワーエレクトロニクス技術によって変換され、Eモーターに供給されるほか、従来の12Vバッテリー系統の補助にも使用される。

Eモーターは出力94kW(126bhp)、電気エネルギーを運動エネルギーに変えてスムーズかつエフォートレスなパフォーマンスをもたらし、最大トルク258lb-ft(350Nm)を発生する。Eモーターはギアボックスと内燃エンジンの間のトランスミッション内に収められている。静止状態から瞬時に最大トルクを発生できるため、一気に加速するが、非常に静か。

3.0リッター V6ツインターボエンジンは、さらにトルクが必要となったときや時速84マイルを超える車速が要求されたときにEモーターをアシストする。走行音がほとんどしないため、低速時には専用スピーカーから音が発せられ、歩行者に車両の接近を知らせる。



ベンテイガハイブリッドはドライブモードを選択できるだけでなく、「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ナビゲーション」システムの情報を基に、アクセルペダルを介してドライバーにフィードバックを伝え、最も効率良く走行できるようアシストする。

EVドライブモードで走行中、「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・アクセルペダル」を踏み込もうとすると、瞬間的な抵抗がドライバーに伝わり、電力のみの走行からハイブリッド走行へと切り替わるポイントが分かるようになっている。それにより、できるだけEVドライブモードで走行することをドライバーに促す。この機能は無効にすることもできる。

「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ブレーキ」は、Eモーターと従来の油圧式ブレーキの制動力をシームレスに協調させ、違和感のないペダルフィールで快適なドライビングを実現すると同時に、回生エネルギーを最大限回収する。

オクタン編集部

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