ブルガリが飛躍的なワクチンの共同開発への支援を行う

ブルガリは、1月4日に発表されたオックスフォード大学とアストラゼネカが共同で開発した新型コロナウイルスのワクチンの承認を取得し、一般的に普及可能となった功績を祝った。ブルガリはこの度、一週目に53万回分の供給が可能であると公表したこのワクチン開発に取り組むオックスフォード大学のジェンナー研究所の支援を、2020年6月より行ってきた。​

オックスフォード大学でワクチン学を研究するサラ・ギルバート教授は次のようにコメントを寄せている。「これは厳しい状況の中、ワクチン開発に果敢に取り組んだチームの結果が実った節目だと言えます。ワクチンの承認を取得し、臨床試験を経て一般的に普及が可能になりましたが、世界中の命を救えるようになるまで、私たちはこれからも様々な機関に多大なデータを提供するなど、多くの課題を担っています」

今年初めに、ブルガリ・グループCEOジャン-クリストフ・ババンとサラ・ギルバート教授がそれぞれの組織を代表し、ブルガリのパンデミックフリーの将来の誓約として、この開発への堅実的な寄付を発表した。ブルガリの寄付は、ワクチン開発に必要不可欠な最先端のフローサイトメーター(分析装置)の購入を可能にした。

ブルガリ・グループCEOジャン-クリストフ・ババンは次のように述べている。 「オックスフォード大学の素晴らしい成果を心より賞賛いたします。ウイルス撲滅を目指す難しい道のりの中、同大学が継続的に挑戦する取り組みの支援をできることを大変誇らしく思います」

オックスフォード大学のワクチン開発における奨学金は、ブルガリの寄付より設立された。このブルガリスカーラーシップに選任されたレベッカ・マキンソン氏並びにキャメロン・ビセット氏は、同大学が研究する候補ワクチンの免疫反応におけるリサーチを、2020年10月より開始された博士号のプログラムを通して取り組んでいる。

オックスフォード大学の副学長のルイーズ・リチャードソン教授は次のようにコメントを寄せている。「英国における科学、オックスフォード大学、そして何よりもこのワクチンで救われる生活を送る人々にとって素晴らしい日となりました。このChAdOx1を考案、開発、そして評価された全ての方に深い感謝の意を表したいと思います」

オクタン編集部

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