ユニークなスタイルが魅力!新型シトロエンC3がデビュー!

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は、2017年7月7日、新型シトロエンC3を発表した。比較的オーソドックスなスタイルのコンパクトカーだった先代から一変、新型はユニークなクロスオーバー・コンパクトへと生まれ変わった。

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1919年にフランスで創業したシトロエンは、世界に先駆けて前輪駆動車を販売したり、ハイドロニューマチック・システムと呼ばれる独自のサスペンション機構を発明したりと、独創的なアイデアや新技術をとりいれた車を数多く生み出してきたブランドだ。同社が1948年に発表した「2CV」も、優れた走行性能と居住性、経済性を同時に成立させ、戦後フランスのモータリゼーションに大きく寄与した名車として広く知られている。

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そんなシトロエンが2002年に発表したC3は、2CVに現代的な解釈を加えて蘇らせたようなスタイルが大きな話題を呼んだコンパクトカーだ。2009年には2代目が登場。スタイリッシュなデザインと経済性から世界中で愛され、これまで累計350万台以上が販売された。

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そんなシトロエンC3が、まったく新しいコンセプトを持つ車へと生まれ変わった。まず印象的なのが、強烈な個性を放つエクステリアデザインである。

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ボリューム感やプロポーションはSUVのデザイン要素が組み込まれた。タイヤの直径も640mmとセグメント最大級。全長3.99mの小型車とは思えない、力強さを感じるデザインだ。

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ボディカラーもユニークだ。7色のエクステリアカラーとは別に、ルーフやサイドミラー等を彩るアクセントカラーが3色用意され、ユーザーによるカスタマイズの幅を広げている。

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ドアの下部分には「エアバンプ」と呼ばれるエアクッションが装着され、ボディを傷から守るだけでなく、デザイン上の大きなアクセントになっている。

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インテリアには「心地良さ」を第一に追求し、広々とした水平基調のデザインが与えられた。「家具」や「旅行」から着想を得たディテールを散りばめたインテリアは遊び心にあふれるが、決して装飾過多なわけではなく、個性的でありながらすっきりとした印象を受ける。エクステリアとデザイントーンが統一されているところも好ましい。

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また「シトロエン・コネクテッドカム」と呼ばれる、自動車として世界初の装備にも注目したい。これはフロントウィンドーに取り付けられたHDカメラで、その役割は車両前方の風景を写真とムービーとして記録すること。万が一のときにはドライブレコーダーとしても機能するが、どちらかといえば、ドライブの楽しさを共有するためのアクションカメラとしての性格が色濃い。撮影した映像や画像はスマートフォンに転送することが出来るのだ。

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新型C3は既に販売が開始されている。車両販売価格は、エントリーモデルの「C3フィール」が216万円、充実した装備が魅力の「C3シャイン」が239万円。C3シャインには、226万円で購入可能な「デビューエディション」も用意され、200台限定で販売される。詳しくはシトロエン公式ページよりご確認いただきたい。

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