デイトナ500でペースカーだった!ポンティアック・グランプリがオークションに

デイトナ500は、スピードウェイの開通に合わせて1959年に初開催され、1982年以来、カップシリーズのシーズン開幕戦となっている。デイトナ500は、NASCARカレンダーで最も重要で権威のあるレースと見なされており、圧倒的な規模を誇っている。

1980年代後半から1990年代にかけてポンティアック・グランプリが脚光を浴びた理由のひとつは、デイトナ500のペースカーとして使用されていたことであった。実際、グランプリは1988年から1992年まで毎年、そして1997年、1998年、2000年、2003年にNASCARのレースでペースカーを務めていた。



そのような歴史の大切な一片である、1988年のデイトナ500で使用されたペースカーだったポンティアック・グランプリがオークションに出品されている。標準車(SE)の2.8リッター V6エンジンの代わりに3.1リッター V6エンジンを搭載し、レーシングサスペンション、5速マニュアルトランスミッションを備える。以前、GMヘリテージカーが売りに出されたとき、GMディーラーのオーナーがこのペースカーを購入し、ショールームにディスプレイしていた。2014年には再びオークションにかけられ、現在の出品者がそれを手に入れている。



デイトナ500のデカール、セーフティライトが残されており、ボディもオリジナルのホワイトである。走行距離は5,000マイルをわずかに超えるほどで少なく、コレクタブルカーといえる。シートはグレーのファブリックで、ダッシュボードはペースカー用にカスタムされている。センターコンソールにはさまざまな段階にシートを調整できるトグルスイッチが多くみられる。



いつものグランプリとは違い、パワーアップされたエンジン、さらに良くなったハンドリング、スムーズな加速、快適な室内を多くのスイッチで遊びながら満喫できる一台だろう。

オークション終了まで1日残っている状態で、その価格は約42万円となっている。ユニークなカーコレクションに加えるにはぴったりな一台である。

オクタン編集部

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