新たなレベルの感覚表現を求めて 「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」を発表

このたびブルガリは、新たな音の傑作、「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」を満を持して発表する。音で感覚表現のレベルを高めるデザインのこのタイムピースは3つのハンマーチャイムとトゥールビヨンレギュレーターを組み合わせている。スイスウォッチメイキングの専門性にイタリアの芸術的な解釈を加えて、革新的な素材と大胆なデザインに命を吹き込んだ。精密さが別格ともいえる美しさを支える構造で、芸術性と技術が完璧に融合している。

現代のオルロジュリーにパラダイムシフトを引き起こし、Estetica della Meccanica (機構の美学)の達人としての地位を確立したブルガリが、優れたサヴォアフェールと極薄ウォッチの革新的な美しさを調和させて、画期的なタイムピースを作り出した。最先端のデザインとスイスウォッチメイキングの専門技術を独創的に融合させて生まれたこの表現は、ブルガリの高度なコンプリケーションウォッチ、「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」から「オクト ローマ グランド ソヌリ」まで、2、3または4ハンマーのチャイミングウォッチすべてに見られる卓越した技を駆使したものである。この分野で他の追随を許さない専門性により、ブルガリは機構の美学というインスピレーションの中で新しい側面を探求し、「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」とともに新たな機構のシンフォニーを生み出した。

感情という形のないものを最小の複雑機構を用いて音楽で表現することは、ウォッチメイキングの世界でのみ叶え得ることだ。気持ちがやすらぐ優美で完璧なチャイムを奏でることは複雑な芸術であり、ブルガリが情熱を傾けてきたもの。超複雑機構とメタルグリッドをムーブメントに施し、ケースボディを通して音を伝播させる画期的な技術で3つのハンマーの見事なチャイミングウォッチを作り上げた。

シンフォニアは大規模な声楽作品でのオーケストラによる間奏曲であり、マエストロがすべての楽器を調和させ、まとめる。美しく鳴り響くムーブメントは精密さと技術の賜物といえよう。「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」を製造するにあたって、ブルガリの熟練の時計職人は数百もの極小の部品を選び、仕上げ、組み立て、非の打ちどころのないチャイムを作り上げるマエストロなのだ。オーケストラの指揮者のごとく、卓越した魅力を放つものを生み出すために厳格な判断基準が用いられています。究極の技能が必要とされる作業である。ブルガリのチャイミングウォッチは、まさしく機構のシンフォニアといえる4ハンマーの「グランド ソヌリ」で1200パーツにも及ぶ部品を必要とする。



音楽はイタリア社会そのものに溶け込み、文化や歴史を感じさせる名高い作品の数々は何世紀にもわたり受け継がれてきた情熱と共鳴する。同様にスイスウォッチメイキングも情熱の物語だ。イタリアでオペラが誕生したのは1600年頃だが、イタリアのオペラは今日まで変わらず音楽というジャンルの中心的存在である。著名なロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニなど19世紀から20世紀初頭のイタリア出身の作曲家の作品は、現在でも世界中のオペラハウスで上演されている。

オペラがイタリアで定着した一方、スイスウォッチメイキングは16世紀後半にジュネーブで発展した。手法や技術革新はジュネーブからジュラ山脈、そして他の地域へと広がっていった。スイスウォッチ業界は19世紀に入っても繁栄を続け、19世紀半ばまでにスイスは世界で最も重要なウォッチ製造の地となった。

5世紀にわたり、どちらの芸術様式も驚異に満ちた魅力的で計り知れない美しさの源となってきた。そして今、音楽とウォッチメイキングの2つが調和して誕生したのが本物の傑作「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」である。

オクタン編集部

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